レザーバッグの保管方法〜大切なブランドバッグはこうして守る!
手触りも良く長持ちするハイブランドのバッグは、本革で作られていることが多いもの。革製品は手に馴染みやすく、とても強固。たくさん物を収納してもビクともしないパワーも持っていますよね。
良いものは長く使いたいもの。
ですが保存状態が良くないと、せっかくのレザーバッグにカビが生えたり、ぺちゃんこになったりしてしまうことも!
そこで今回はレザーバッグの保管方法や、カビが生えてしまった時の対処法などをまとめました。
愛用しているバッグを長持ちさせるコツがギュッと詰まっていますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
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保管方法を誤るとカビや型崩れの原因に!
レザーバッグは保管方法ひとつでカビや型崩れを引き起こしてしまうんです!
まずはレザーバッグの最大の敵、カビ!
カビが生えると見た目も損なわれますし、臭いもしますよね。
そもそもカビが生えたバッグを提げて歩きたくなんてありません。
では、なぜレザーバッグにカビが生えてしまうのでしょうか?
それは、レザーバッグにカビが住みやすい環境が揃っているからです。
レザーバッグにはタンニンや油脂が含まれています。また、持ち手部分には、ごく微量の手の脂が付着したままになることも。
タンニンや油脂、そして手の脂はカビの大好物。
ですからレザーバッグは他のバッグに比べてカビが繁殖しやすいと言われています。
また、使っていないレザーバッグの保管場所も、カビの繁殖を促進させている可能性があります。
カビが活動しやすい環境は
- 温度20℃-30℃
- 湿度70%以上
です。
たとえば滅多に開けないクローゼットは、カビが活動しやすい環境ということですね。
レザーバッグを使わなくなってしまうもうひとつの大きな要因は型崩れではないでしょうか。
- 自立しなくなった
- 見た目がみすぼらしくなった
- ヨレヨレになってしまった …など
バッグはファッションアイテムのひとつ。
だからこそ貧相なものは提げられません。
お気に入りのバッグを長持ちさせるには、愛情を注いで優しく扱ってあげるのが一番です。
どれだけ良い革を使っていても、毎日ずさんに扱っていればダメになってしまいます。
買った時のワクワク感を思い出して、ぜひ毎日最低限のお手入れを欠かさずにいてくださいね。
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日々のお手入れと保管方法
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汚れを落とす
バッグを使ったあとは、外側の汚れを落としてあげましょう。
柔らかい布か、革用の専用ブラシを使います。
汚れが残っているとその場所からカビが繁殖しますので、キレイに磨き上げてください。
バッグの中に細かなホコリや汚れが散見されるなら、一度中身を全部出して内部を拭きましょう。
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新聞紙などを詰める
型崩れと湿気がこもるのを防ぎます。
くしゃくしゃにした新聞紙を使うのがお手軽ですが、内部の色移りが心配なときは、タオルでも代用可能。
革製品は思った以上に伸びるので、新聞紙を詰め込みすぎると不恰好な形になってしまうことも。
ですから詰め込む新聞紙の量は、ぎゅうぎゅう詰めより、少し余裕のあるくらいがオススメです。
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風通しのよい場所に立てて湿気を逃がす
クローゼットにしまう前に、風通しのよい場所で湿気を逃がしましょう。
状態にもよりますが、半日〜3日程度で湿気は逃げていきます。
バッグを完全に乾かしてから、クローゼットにしまってください。
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収納場所を除湿してから保管
クローゼットもその他の保管場所も、大抵湿気がこもっているものです。
バッグをしまいこむ前に、保管場所の扉を開け放ち、湿気を逃がしましょう。
同時に除湿機や除湿剤を利用して、しっかり湿気を除去。
日本は温暖湿潤気候と言って、湿気が溜まりやすい国。
ですから、思っているよりもしっかり除湿しなければならないんです。
可能であれば温湿度計でチェックして湿度を下げてください。
保管場所の除湿が済んでから、バッグを収納しましょう。
なお防虫剤や乾燥剤は一緒にしないようにご注意を。
革の変性を引き起こし、ダメにしてしまう可能性があるからです。
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長持ちさせるためのスペシャルケア
普段のお手入れの他に、もっと長持ちさせるためのスペシャルケアを取り入れましょう。長持ちするばかりでなく、革の輝きも増して上質に見えますよ。
以下のものを準備しましょう。
- 革用オイルまたはクリーム
- スポンジまたは布
- 乾拭き用の布
準備が整ったら、新聞紙や汚れてもいい布などを敷いて、上にバッグを置きます。
柔らかい布でバッグ全体を丁寧に拭いてください。
ホコリだけでなく、皮脂汚れのような見えない汚れも落とします。
縫い目やファスナー付近も忘れずに。
汚れがひどくて落ちない場合は、水を含ませたタオルなどで拭きましょう。汚れが落ちたら乾いた布で水分を吸い取ります。
全体をまんべんなく拭きあげられたら、オイルやクリームを塗り込みます。
スポンジまたは布に、オイルかクリームを少量つけて、バッグ全体に薄くなじませるように塗りましょう。
量が多いとシミになってしまうこともあるので、少量を何度もつけるのがポイントです。
触った時にしっとりする程度が適量。
もし手にベトっとつくようなら塗りすぎです。
乾いた布で拭き取ってください。
塗り終わったら、そのままの状態で2-3時間置いてなじませます。
じゅうぶんなじんだら、乾拭き用の布で全体を優しく拭いてください。
拭き残しがあるとそこだけベタつく恐れがあるので、しっかり細部まで拭いてくださいね。
これでスペシャルケアは完了です。
保管場所に戻して、お出かけを待ちましょう。
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レザーバッグにカビが生えた時は
日頃からケアをしていても、カビてしまうことだってありますよね。
カビた時はその度合いに応じて対処しましょう。
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天日干し
まずは天日干しから試してみてください。
お肌の天敵である紫外線には殺菌効果があるため、カビを死滅させる効果があるんです。
よく晴れた日に太陽光に当てて、しつこいカビを撃退しましょう。
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消毒用エタノールでふき取る
エタノールも殺菌作用があるので、カビ撃退に効果が期待できます。
ただし、革の種類によっては変色してしまうこともありますので、少量を目立たない部分につけてテストをしてくださいね。
テストで変色しないことが確認できたら、柔らかい布にエタノールを少量染み込ませてカビを拭い取ってください。
そのあとに天日干しをして、バッグの奥に巣食っているカビの根を退治しましょう。
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カビ取りクリーナーを使う
最も強力なのは、市販のレザー用カビ取りクリーナーです。
布にクリーナーを染み込ませたあと、カビが発生した部分に軽く当てて拭き取ります。
頑固なカビの場合は2-3度繰り返して拭き取りましょう。
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クリーニングに出す
自力でカビが取れないなら、プロの力を頼ってみては。
レザー専門クリーニング業者は意外と多いものですよ。
お近くの信頼できる業者に依頼してくださいね。
バッグの大きさやカビの程度にもよりますが、5,000円-2万円程度で鍵を除去してくれます。
さらに修理やカラー補正なども行なってくれるため、新品のような美しい仕上がりになります。
費用がかかってもキレイにしたいなら、クリーニングに出すのがオススメです。
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思い切って買取査定に出す
カビ取りは意外と手間がかかるものです。
お気に入りのバッグならともかく、それほどでもなければ買取査定に出すのも一つの手段。
カビが生えていても、ハイブランド買取専門店なら買い取ってくれるからです。
売却するならダンシャリでLINE査定がオススメ!
数枚の写真だけで、カンタンに査定額が分かります。
査定額に納得がいかなければムリに売らなくても大丈夫です。
査定で金額だけ押さえておいて、そのあとカビ取りをするかどうか決めてもよいのではないでしょうか?
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まとめ
レザーバッグにいちどカビが生えてしまうと、放っておいてもカビはいなくなってくれません。レザー自体がカビの大好物なので、時間が経てば経つほどカビが繁殖してしまいます。
もしお手持ちのバッグがすでにカビてしまっているのなら、できるだけ早く上記の対処を実行してくださいね。
カビがそれほど多くなければ、比較的すぐに取れるはずです。
もしどうしても取れない・カビ取りが面倒なら、ダンシャリの買取査定を利用してはいかがでしょうか?
思った以上の高価買取になり、新作バッグが買えちゃうかもしれませんよ♪