銀座でブランド買取なら高価買取のダンシャリ銀座

MENU CLOSE

査定・買取方法はお客様のご要望に合わせて!

まずはカンタン無料査定!ご相談もお気軽に!

0120-954-288 受付時間 11:00~19:00

受付時間
11:00~19:00

VINTAGE
  • 2025年7月25日
  • 2025年6月8日

美しきコレクション。宝石ルースという大人の楽しみ方

「宝石は好きだけど、ジュエリーは使いきれないほど沢山持っているし…」
「ジュエリーを自分で作ってみたい」
このような人には宝石のルースがぴったりです。
ルースとは、ジュエリーに加工されていない宝石のことで、裸石とも呼ばれます。一般的に、鉱山で採れた石そのもの(原石)ではなく、研磨された状態の石を指します。
外国ではルースコレクターも大勢おられますが、日本ではあまり馴染みが薄いかもしれません。
そこで今回は、ルースの楽しみ方や使い方などを紹介いたします。
宝石が好きな人は、ぜひご覧ください。

ルースの楽しみ方

ルースはジュエリーに加工していない宝石のことです。つまり台座などの余計なものがついていません。
そのため宝石本来の美しさと対面できるのです。

インクルージョン

インクルージョンとは内包物のこと。
宝石が生成されるまでには長い年月が必要となり、その間に内部に異物を含むことがあります。
これをインクルージョンと呼びます。
インクルージョンは大きく3種類に分けられ、他の金属や鉱物を内包した「個体インクルージョン」、水やオイルなどを内包した「液体インクルージョン」、二酸化炭素や水蒸気などを内包した「ガスインクルージョン」です。
インクルージョンは完全な宝石の中に含まれる個性であり自然が作り出したゆらぎです。
つまりインクルージョンがあるほどに、個性的な宝石であるといえます。
価格も安くなる傾向にありますので、まずはインクルージョンのある宝石から手を伸ばしてはいかがでしょうか。

なお、琥珀に虫が入るのは、琥珀自体が樹液でできているためです。虫の入った琥珀は「虫入り琥珀」や「虫入りアンバー」と呼ばれます。

カッティング

宝石に施されているカッティングも様々です。
カッティングが統一されていない理由は、時代によって重宝されたカッティングが異なるためです。
現在入手できるルースには2種類あります。鉱山から採取してカッティングしたものと、すでにジュエリーに加工されたものからルースだけ抜き取ったものです。
そのため、時代の流行や台座との相性などにより、ルースのカッティングは異なります。
カッティングの違いから時代を感じるのもルースならではの楽しみ方ではないでしょうか。

希少石との出会い

一般的に、ジュエリーとして流通している宝石の大多数は、安定して産出できるものに限られます。
ブランドなどで加工して販売するには、量産できるだけの数が必要になるためです。
そのため、希少な宝石(レアストーン)と出会うには、ルースで探す必要があります。
ダイヤモンドよりもはるかに希少性の高い宝石は、実は市場に出回らないのです。
たとえば世界三大希少石と呼ばれる宝石は、ジュエリーとして出会うことは滅多にありません。
世界三大希少石とは、アレキサンドライト、パライバトルマリン、パパラチアサファイアの3つです。

アレキサンドライトは、太陽光の下では青緑に輝き、白熱灯の下では赤紫に色が変わります。
「昼のエメラルド、夜のルビー」という別名を持つほどに美しい宝石ですが、滅多にお目にかかれません。

パライバトルマリンは、鮮やかなネオンブルーを放つ宝石です。トルマリンに銅が溶け込み、蛍光色を発しています。
美しき輝きと希少性から多くの人々を魅了しています。

パパラチアサファイアは、ピンクとオレンジの中間色を持つサファイアの一種です。和名は綱玉(こうぎょく)。

ルースからジュエリーをデザイン

オリジナルジュエリーをデザインして作りたいなら、ルースを入手して加工しましょう。
加工自体は業者がしてくれますが、デザインによってはすべて自分で作ることもできます。
1日デザイン教室などが各地で開催されていますので、参加してはいかがでしょうか。
なお業者や教室がルースの手配をしてくれる場合もありますが、あなたの理想のジュエリーを作り上げるなら、自分でルースを探しに行き、じっくり選定することをおすすめします。

こんな人におすすめ

宝石が好き

宝石や鉱石、パワーストーンなどが好きな人にぴったりの趣味ですね。
専用のコレクションケースに入れて日々愛でるだけで心に余裕が生まれます。
宝石は美しさの象徴です。
身近に宝石を飾ることで、あなたの心まで美しくしてくれることでしょう。

ジュエリーはすでにたくさん持っている

「ジュエリーが好きでたくさん持っているけれど、もっと宝石に囲まれたい!」
こんな人にはルースの収集がおすすめです。
台座がない分、ジュエリーよりも安価で購入できますし、場所も取りません。
ジュエリーの次はルースを集めて飾ってみませんか?

ジュエリーを自分で作ってみたい

ジュエリーを自作したい人、デザインしたい人はルースから探すのがおすすめです。
ルースは1つ1つ個性がありますので、あなたが納得できる最高のルースを見極めてください。

ルースの使い道

「ルースを手に入れても、それをどうすればいいの?」という声が聞こえてきそうですね。
コレクションとして愛でるだけでも心が潤いますが、他にも様々な使い道があるのです。

ルースのままコレクションに

ルースを飾って楽しみます。
日本ではあまり見かけませんが、それでもSNSで探すとルースコレクターと出会えますよ。
宝石には人を魅了する力があります。それは加工されていなくても同じこと。
ルースのままコレクションにして、自宅に飾ってみましょう。

ジュエリーに加工

気に入ったルースをジュエリーに加工することもできます。
ルースを業者に持ち込んで、デザインを指定すれば作成してもらえますよ。
また自分でジュエリーに加工して使用しても素敵ですね。
世界にたったひとつしか存在しない、あなただけのジュエリーが完成しますよ。

資産として

ゴールドバーやダイヤモンドのように、価値ある財産として持ち続けます。
仮に値崩れを起こしたら、ジュエリーに加工して身につけたりプレゼントしたりすれば良いでしょう。
資産としての価値があり、しかも流動的に利用できるものとして、ぜひ積極的にご活用ください。

初心者におすすめの宝石

安価で割れにくい宝石がおすすめです。
高価な宝石でも小さかったりインクルージョンがあると安く販売されています。
ジュエリーに加工するなら、なおさら硬い宝石が適しています。
パールや琥珀、スフェーンなどは硬度が低く傷つきやすいので、取り扱いにはご注意ください。

宝石のルースと出会える場所

ルースを探す場所はネットと会場の2種類です。
現在ではネットで24時間いつでもルースが購入できますが、掘り出し物を探すならイベント会場ですよ。

ネット通販

ルースを販売している会社のネット通販を利用します。
調べればすぐにヒットしますので、まずはネットで宝石を見比べてみましょう。
多くの場合は、大きさやカット、インクルージョンなどの情報が掲載されていますよ。

イベント会場

ルースの即売会が全国で開催されています。
こちらもネットで調べれるとすぐにヒットしますので、お近くのイベントに参加してください。
実物を間近で見て選べるのが最大の魅力。
また10個セットや100個セットなどが格安で販売されていることも。

SNS

YouTubeやX、Instagramなどでも販売されていることがあります。
相手が信頼できるかを見極めてから取引しましょう。

まとめ

宝石のルースには魅力がつまっています。
愛でるだけでも楽しめますし、自分好みのジュエリーに加工しても、資産として保有しておくこともできます。
ルースの沼は深くて面白いものです。一度落ちてみるのも一興ですよ。