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VINTAGE
  • 2015年5月14日
  • 2019年11月18日

気になる時計の汚れ、傷。どこまできれいにすることができるの?

ある程度高額になってしまう腕時計は、上手にケアしながら長く使用したいアイテム。とはいえ、自分でお手入れしようにも、何をすればいいかわからなかったり、定期的にケアするのが億劫だったりもしますよね。
ここでは、傷の修復や細かな部分のお手入れなど、時計を美しく長持ちさせるためのコツをご紹介します。

自宅でもできる!本体部分のお手入れ方法

毎日身につけて使う腕時計は、汗や皮脂、ホコリなどで意外に汚れやすいもの。定期的なオーバーホールだけでなく、使用の度にしっかりお手入れして汚れを取り除くだけで、新品の良い状態を長く保つことができます。
時計のケアというと「専門知識が必要」と思い込みがちですが、日常レベルのケアなら自宅でも気軽に行えます。

まず、柔らかい乾いた布で時計全体を拭いて汚れをざっと落としましょう。本体部分の中でも特に裏ぶたは、肌着と同様に汗や皮脂汚れを1日中受け止めてかなり汚れています。丁寧に汚れを取り除きましょう。

ベゼル(文字盤の外周にあるパーツ)やりゅうず(針が動かせるつまみの部分)などの細かい部分に汚れが溜まっている場合は、柔らかい歯ブラシなどを利用して汚れを取り除きます。

ガラスケース部分はメガネ拭きクロスを利用して拭き取ると、くもった状態もすっきりします。ガラス部に細かい傷などが見られる場合は、市販の金属磨きクロスや超微粒子研磨剤を使うと良いでしょう。
ガラス部、ステンレス部ともに、傷はこうした磨き剤やコンパウンドを使用して磨きとることができますが、根気と経験を必要とする難しい作業なので、できればプロに任せた方が安心です。

汚れやすい部分、ベルトのお手入れは素材別に

腕時計の中でもベルト部分
は汚れやすい場所。特に形状の複雑なバックル周辺やステンレスブレスレットの部品結合部などには汚れが溜まりがちになっています。気づいたらまめにケアして、汚れを取り除くようにしましょう。

ステンレス製のベルトは、本体部分と同様に乾いた柔らかい布や柔らかい歯ブラシなどで汚れを落としましょう。
汚れがひどい場合は、流水で洗うことも効果的です。流水で洗う場合は必ず本体のりゅうずが押し込まれた状態であることを確認し、本体部分をラップなどで覆ってから行いましょう。洗い終わったら、完全に水気を拭き取り乾燥させることも大切です。

革ベルトの場合は、使用後よく乾燥させることが大切。1日身につけた腕時計のベルトは、たっぷり汗を吸収しています。夏場は特に汗をかくので、すぐ汚れ&劣化につながります。皮革を長持ちさせるためには湿った状態で置いておくことは厳禁。革に傷をつけないように伸ばした状態で、しっかり乾かすようにしましょう。
汚れは乾いた布などで拭き取ります。汚れがひどい場合には、市販の皮革用クリーナーを使用するのもよいでしょう。その後、皮革用クリームを塗って仕上げます。
革をしっかり乾燥させて休ませるという意味では、革ベルトの腕時計は毎日ではなく2〜3日おきに着用するというのが理想。複数の腕時計を用意できる場合は、交代させながら使用するのがおすすめです。

長く使うことにこだわらず、買い替えも視野に

部分ごと素材ごとの特徴に合わせて適切なケアを定期的に加えることで、腕時計はきれいな状態を長く保つことができます。

とはいえ、使用を続けるうちにどうしても腕時計の状態は劣化してしまいます。長く使い続けることにこだわるのも良いのですが、状態が劣化しきらない早い段階で買い換えるのも賢い方法です。

こうしたケースでは買取サービスを利用するのも賢い方法。良い状態の時計を高額で買い取ってもらうことで、新しい時計を購入する資金を用意することもできるのです。

丁寧なお手入れできれいな状態をできるだけ長く楽しみ、その上で定期的に新調するというのも、腕時計の楽しみ方の一つです。賢く買い換えるために買取サービスを利用する場合は、ぜひ当店をご活用ください。