買う前に読んで!先人に学ぶ後悔しない高級腕時計の選び方
中古車1台買えるような値段のモデルも珍しくない高級腕時計。
思い切って買ったあとで「こんなはずじゃ…」なんて後悔したくありませんよね。
そこで今回は高級腕時計を購入して後悔したエピソードや押さえるべきポイントについてまとめました。
清水の舞台から飛び降りる前にこの記事を読んで、失敗を回避しましょう!
高級腕時計を購入した先人たちが後悔した理由
まずは先人たちが後悔したポイントを振り返り、同じ過ちを犯さないようにしましょう。
メンテナンス費用が高い
「メンテナンス費用だけでお小遣いが消える…」
「修理代が高くてもう使えない」
高級腕時計は購入費用だけでは終わりません。
オーバーホール(修理や点検)や電池交換などを正規店経由で行うなら、数万円〜数十万円程度かかります。
オーバーホールに至っては、10年周期で定期的に行うよう推奨されています。
つまり買ってからもお金がかかるということです。
オーバーホールや修理は、見積もり金額に納得してから開始されますから「修理代が払えない!」という事態にはなりません。
しかし一度外国のメーカーまで時計を送付して見積もりしてもらい「やっぱりやめておきます」とは言い難いものですよね。
金額面でメンテナンスを躊躇するなら、街中の時計修理店に持ち込んでも良いでしょう。
正規店よりはるかに安く修理してくれますよ。
ただし、以降は正規店での修理が受けられなくなりますのでご注意ください。
実用性に欠けるところもある
「重くてずっとつけていられない」
「思った以上に光を反射して見づらい」
ショーケースに並んでいる姿は存在感抜群で美しく、エレガント。
まさにステータスの象徴です。
しかしビジネスシーンなどで毎日着用しっぱなしとなると話は変わってきますよね。
見た目だけでなく、つけ心地や圧迫感など「長時間身につけていられるか」が問題になるでしょう。
けれど店頭で試せるのは一瞬です。
お店の環境や高揚感も相まって、時計の素晴らしさにばかり目がいってしまい、デメリットには目をつぶってしまうことも。
着用感が悪くて後悔しないためには、レンタルサービスの利用がオススメ。
気になる時計を一定期間レンタルして、着用感を確かめます。
手に馴染むなら購入すれば良いですし、そうでなければお気に入りが見つかるまで別のモデルを試しましょう。
傷が怖くて使えない
「傷つけたくなくて箱から出せない」
「修理になったらお金がかかるから怖くて使えない」
ローンを組んでまで購入する人もいるほど高級なのですから、傷をつけるなんて!と思いがち。
けれど腕につけた時計は結構いろんなものに当たってしまうものです。
たとえば机のフチ、扉、コップなど…
時計の耐久性は弱くありませんが、だからといってなんどもぶつけて無傷というほどでもありません。
金無垢などやわらかい素材であればなおさらです。
どれだけ大切に扱っていても傷はついてしまいます。
傷はむしろ、あなたと時計が一緒に過ごした時間の長さの表れです。
箱に入れて眺めるのももちろん良いですが、傷をつけながらも時を刻み、時計としての寿命を全うさせてあげるのも良いのかもしれません。
もっと安く買えたかも…
「買ってから1年後に値段を見たらとても安くなっていた」
「円高を待ってから買えばもっと安く買えたかも…」
ロレックスなど外国製の高級腕時計は輸入するため、為替相場と連動します。
またニューモデルが出た後には、オールドモデルが値下がりする傾向もあります。
購入する時期によって、数万円前後することも。
しかし「ほしい!」と思い、購入した瞬間の高揚感は何物にも代えがたいはず。
値下がりするまでの期間、時計と一緒にいられた時間は数万円の価値に相当するのではないでしょうか?
買ってから後悔しないために押さえておきたいポイント
次に、購入前に考えておくべきポイントをご紹介します。
着用場面と使う頻度
まず考えるべきは、着用している自分の姿です。
ビジネスシーンで使うなら、長時間着用しても疲れないものや、豪奢すぎないものが良いでしょう。
プライベートで使う予定なら、ファッションに負けないようなきらびやかなものがオススメです。
しかしあまり目立つ時計だと盗難に遭うことも。
予算
ローンを組むにしても、負担になりすぎない金額と期間がマスト。
たとえば月のお小遣いが5万円なのに対して毎月のローンが5万円だと、遊びがなくなり辛くなってしまうでしょう。
またボーナスをアテにするのもオススメできません。
昨今の状況から、ボーナスが削減されたりなくなったりすることも珍しくないからです。
可能な限り頭金を貯めてから購入しましょう。
楽しむ期間
購入してから永久に使い続ける人もいれば、数年で買い換える予定の人もいるでしょう。
また、年齢に合わなくなれば当然使わなくなります。
いつごろまで楽しむつもりなのか予定を組んでおくと、その後の買い替えもスムーズに決められますよ。
売却するか処分するか
高級腕時計は、中古でも買取専門店で高く買い取ってもらえるモデルが豊富にあります。
数年で買い換えるつもりなら、中古品になっても高く買い取ってもらえるモデルを購入して買い替え費用に充てることも検討しましょう。
たとえば、ロレックスのデイトナなら、中古でも200万円以上で取引されることもありますよ。
特別な1本を手に入れるためのステップ
それでは上記を踏まえて、あなたにぴったりの高級腕時計を選んでいきましょう。
使い方に合う種類を選ぶ
腕時計にも様々なテイストがあり
- フォーマル
- カジュアル
- モダン
- レトロ
- ラグジュアリー
- ナチュラル
など、使い方に応じて自分がどんなテイストの腕時計を探しているのか見極めましょう。
たとえばビジネスシーンにラグジュアリーテイストの腕時計をしていったら非難されかねませんよね。
このように着用シーンに基づいたテイスト選びが重要なのです。
予算の上限を決める
「ほしいものにはいくらでも出す!」と言いたいところですが、収入は一定ですから予算の上限はきっちり決めておくべきでしょう。
初めての高級腕時計には数十万円程度のものを。
慣れてきた頃には思い切って百万円を上回ってもいいのかも。
欲しい腕時計を見つける
着用シーンにテイスト、予算が決まれば、あとはお気に入りの1本を探すだけ。
ショップやネットで検索して、あなたのパートナーを見つけてください。
新品の高級腕時計を探すなら正規店が良いでしょう。
フリマアプリや並行輸入品取扱店などでも見かけますが、偽物が混じっていないとも限りません。
せっかく大金をはたいて買うのですから、偽物をつかまされないように正規店で新品を購入されることをオススメします。
実物をつけてみる
これは絶対に外せないポイントです!
購入前に実物をつけてみましょう。
見ているだけでは分からなかった重厚感や使い心地に気づくはずです。
「高ければ良いもの」なのは当然ですが、だからといってあなたにマッチするかは別問題。
絶対に試着してくださいね。
店舗が近くにないときは
「試着したくてもお店が近くにない…」
そんな時はレンタルサービスを活用しましょう。
月々1万円程度〜で、憧れの高級腕時計が気軽に何度でも試せますよ。
たとえば、ロレックスGMTマスターやヨットマスターなら、毎月4万円前後でお試し可能です。
まとめ
一大決心のもと購入するほどお高い高級腕時計。
購入してから「失敗した!」では泣くに泣けませんよね。
今回は買ってから後悔した先人たちの意見から、失敗しないポイントをまとめました。
上記の内容を参考に、あなたが満足して使い続けられる1本をぜひ見つけてくださいね。