このダイヤモンドは一体いくら? 買取査定額を決める3つのポイント
自分の持っているダイヤモンドはどのぐらいの値がつくのか。今すぐ売りたいと思っている人も、まだ特に売ろうと思っていない人でも、興味はあるのではないでしょうか。そこで、今回はダイヤモンドの買取金額を査定する際に決め手となる、3つのポイントについて紹介します。
「グレーティングレポート」とはどのようなもの?
ダイヤモンドの買取査定をする際に必要なものとして、「グレーティングレポート」があります。これは天然ダイヤモンドに対して発行される鑑定書のことで、そのダイヤモンドについて、米国宝石学会(G.I.A)の品質評価基準に基づく「4C」の詳細が記載されています。
鑑定士はこのグレーティングレポートの内容と、実物の鑑定を行った結果で、買取価格を決定しています。
ダイヤモンドの品質を決める「4C」って?
グレーティングレポートに記載されている「4C」。これはダイヤモンドの評価・価格を決めるために大切な基準となる、カラット、カラー、クラリティ、カットとCで始まる4つの項目です。それぞれどんなことを指していて、また価格などにはどのように影響するのでしょうか。
カラット(Carat)
カラットというのは宝石の重さを表す単位のことで、精密な電子天秤を使用して、小数点第3位まで測定します。品質によっても違いはありますが、基本的にカラットが増えるごとに、価格も高くなります。
カラー(Color)
ダイヤモンドは無色透明というイメージがありますが、実は黄色味を帯びた石の方が多く採取されています。こういった色味を、無色透明に近いDから黄色味が強いZまでランクを表しているのがこのカラーグレードです。
通常は無色透明に近い方が希少価値も高いとされ、価格が高くなります。ただし、Zカラー以下とされるファンシーカラーダイヤモンド。ブルーやピンクなど発色が美しく、色調が魅力的なものは、無色透明なダイヤモンドよりも価値が付くことがあるそうです。
クラリティ(Clarity)
クラリティはそのダイヤモンドの不純物や成長過程で出来た内包物、外傷や研磨跡がどの程度あるかということを11段階で評価したもの。このような傷や内包物は、少ないものほど希少価値が高くなります。検査では10倍のルーペを使って、数や大きさ、色、性質、位置などを評価します。
カット(Cut)
カットというのは、ダイヤモンドのプロポーションのこと。対称性や研磨状態を元に、5段階で総合評価します。この優劣がダイヤモンドの輝きや煌きに大きく影響するそうです。
ブランド物の方が高価格になりやすい
価格を決める対象としてもう1つの大切な要素が「ブランド」です。無名のものよりハリーウィンストンやティファニーなど、有名ブランドの物の方が、高値がつきやすいと言われています。
ダイヤモンドの買取査定額を決めるさまざまな要素についてご紹介しました。あなたがお持ちのものはいかがでしたでしょうか?ご自宅のダイヤモンドが付いているアクセサリーなどを買取査定したい、そんなものがございましたら、ぜひ当店にお持ちください。