ハイブランドの靴が合わない！どうしよう？対処法と手放し方

ディオール、フェラガモ、プラダなどハイブランドの靴は、ちょっとしたパーティやお呼ばれしたときに重宝しますよね。

ですがハイブランドでも足に合わなければ宝の持ち腐れです。

せっかく高いお金を出して購入したのだから、できればなんとかして履きたいもの。

そこで今回は、合わない靴の対処法や処分方法についてまとめました。

まずは履けるように調整してみましょう。

 

足に合わない靴を履き続けるとこんな症状に…

靴擦れ

足と靴の表面がこすれ合い、水ぶくれなどを引き起こす症状です。

サイズの合ってないハイヒールを履くと、つま先側にすべって靴擦れを起こしやすいと言われています。

買ったばかりの靴を履いた時や、長時間履き続けた時などにも起こります。

同じ場所で靴擦れを繰りかえすと、皮膚が硬くなって見た目がよくないばかりか、たこや魚の目になり、最終的には外反母趾になってしまいます。

 

外反母趾

足の親指がくの字に折れ曲がる症状です。

突き出た付け根の部分が靴に当たって赤く腫れ上がり、痛みを伴うこともあります。

ハイヒールやパンプスのような足先の細い靴を履き続けると起こりやすいものですが、硬い靴や安全靴を履いている人にも起こります。

外反母趾は完治が難しいものですが、靴を変えるだけで症状がよくなることもあります。

外反母趾がひどくなると手術が必要になるケースもありますので、軽度のうちに靴を変えることをおすすめします。

 

むくみ

靴が合っていないとむくみを助長してしまうことがあります。

たとえばキツイ靴は足を締め付けるので、むくみの原因になりやすいのです。

ところがゆるすぎると靴の中で足が滑ってしまい、むくみやすくなってしまいます。

むくみを予防するには、きちんと足にフィットした靴を選ぶことが重要なのです。

 

魚の目やたこ

足の角質層が厚くなる症状です。

魚の目は足の裏にできて痛みを伴います。

たこは足の裏以外にもできて、傷みがありません。

魚の目やたこができる原因は、足の特定の部分に圧力がかかっていることです。

合わない靴を履いていると歩き方がおかしくなりますよね。

そうして足の特定部分に体重を乗せ続けていると、魚の目やたこができてしまうのです。

 

腰痛

実は靴が合っていないと、腰痛を引き起こす原因になるのです。

フィットしていない靴で歩くと、足の一部分に力が入って身体のバランスを崩してしまいます。

崩れたバランスを元に戻すために、腰を中心に負担がかかり、腰痛を引き起こすという流れ。

歩くと腰が痛む人は、靴が合っていない可能性があるでしょう。

 

合わない靴の対処法

小さい靴は柔らかくする

小さくてキツイ靴は、柔らかくすると履きやすくなります。

レザー製の靴ははじめ固いものですよね。

自分で革を柔らかくするなら、ストレッチスプレーを使いましょう。

靴の内側からスプレーを吹きかけ、そのまま履いて歩きながら革を伸ばします。

スニーカーのような布製の靴なら、靴を上から踏み潰して生地を柔らかくしましょう。

早く伸ばしたいなら水洗いするのも良いでしょう。

 

大きい靴はインナークッションや中敷を入れる

大きくて履けない靴は、中に敷物をして履きやすい大きさに調節します。

スニーカーや革靴なら、厚手の靴下を履けば多少の調節が可能です。

「ちょっと大きい」と感じるなら、靴下を変えるだけでぴったりになるかも。

それでも合わなければ靴紐をキツめに結びましょう。足が固定されて歩きやすくなります。

靴紐でも調整できなければ底全体をカバーする中敷を引いてください。クッション性のある中敷なら疲れにくくもなりますよ。

 

パンプスは足の前方が低いので、靴が大きいとどうしても前に滑ってしまいます。

ですから滑り止めをつけましょう。

見た目にも分かりにくく滑り止め効果の高いジェル状のタイプがおすすめですが、他にも様々な滑り止めが発売されていますので、お好みのものをチョイスしてください。

 

靴の修理店に依頼する

ハイブランドの靴の修理を取り扱う専門店が存在します。

修理専門店に相談すれば、専用の器具を使って靴を傷めることなくサイズ調整してもらえるでしょう。

修理店でもサイズ調整が難しいと言われてしまったら、足を傷める前に手放して、あなたにぴったりサイズの靴を新しく購入することをおすすめします。

 

ハイブランドの靴を手放す先

ハイブランドの靴を手放すとしても、ゴミに出すのはもったいないですよね。

ですからゴミに出す前に、売却先を探すのが良いでしょう。

思った以上に高く売れたら、新しい靴を買う代金にできるかもしれませんよ。

 

ネットで売る

フリマアプリなどを駆使して売却する方法です。

アプリを使ってカンタンに取引できるのが魅力ですね。

お店を介さない直接取引なので、最も高く売れる可能性を秘めています。

ただし売れるまで時間がかかりますし、ネット上でのやりとりや梱包など手間と時間がかかります。

また買い手は自分の足にフィットするか試し履きで確認できないので、返品になるおそれもあります。

時間がかかっても高く売りたい人におすすめですが、トラブルにも対応できるだけの時間と精神力が必要かもしれません。

 

リサイクルショップで売る

リサイクルショップに持ち込む方法です。

営業時間内に靴を持っていけばすぐに査定してくれて売却できます。

早く手放せるのが最大の魅力です。

ただしブランド品に詳しくないお店の場合、安く買い叩かれてしまうこともしばしば。

ノーブランドの安価な靴であればリサイクルショップでの買取がおすすめですが、ブランド品を売却するのに最適とは言えません。

近くにリサイクルショップがあり、すぐに処分したい場合にのみおすすめです。

 

ハイブランド買取専門店で売る

ハイブランド品を専門に取り扱うお店です。

ブランドの知識が豊富なので、正確な価格で買い取ってくれます。

欠点はお店が繁華街に集中していること。

住宅街や地方都市にはあまりブランド品買取専門店がありません。

けれども最近ではLINE査定を行うお店が増えてきましたので、家にいながらおおまかな金額が分かりますよ。

宅配便で買い取ってもらえる宅配買取も行っているので、

①LINE査定で査定額を知る②宅配買取で送る

2段階で高く買い取ってもらえます。

忙しくてもお店が遠くても、すぐに売却できる便利な方法です。

 

知人に譲る

サイズがぴったりなら知人に譲るのも良いでしょう。

新品同様でジャストサイズなハイブランドの靴をもらえたら、大概の人は喜びますよね。

ひとつ気をつけておきたいのは、押しつけないこと。

いかにサイズぴったりでも、その人の好みに合わなければジャマな存在になってしまいます。

「ユーズドでも使いたい！」と伝えてくれる人に譲りましょう。

 

寄贈する

靴の寄贈を受け付けている団体がいくつかあります。

郵送できる団体を探して寄贈しましょう。

寄贈された靴は国内外の施設などに卸されて、第二の靴人生を歩みます。

埃をかぶってしまうくらいなら、寄贈してどこかで履き潰されるまで使われた方が靴も喜ぶのではないでしょうか。

 

まとめ

足に合わない靴は、①まずサイズ調整を試みて②ダメなら早めに処分するのがおすすめです。

フィットしていない靴を履き続けると、記事上部で紹介したような症状が現れ、歩くこと自体が苦痛になってしまうかもしれません。

もったいなくて捨てられないなら、売却や譲渡を検討してください。

新しいご主人のところで、きっと活躍してくれることでしょう。