今が売り時！ダイヤモンドをより高く売る方法

「ダイヤモンドっていつ売ったらいいんだろう？」
「できるだけ高く買い取ってもらいたいなあ…」
このようにお考えの方はぜひ、今日にもダイヤモンドの売却をなさってください！
なぜなら今がダイヤモンドを高く売るチャンスだからです。
今回は「なぜ今なのか？」「より高く売るには？」というポイントに着目して解説いたします。

なぜ今がダイヤモンドの売り時なのか？

ロシア侵攻による価格高騰

2022年2月24日、ロシアはウクライナに対して軍事侵攻し、世界中から非難を浴びました。
その結果アメリカをはじめとする各国が経済制裁を開始し、日本もこれに続きました。
2022年12月現在、ロシアによるウクライナへの侵攻はいまだ終わっておらず、ウクライナは苦しい状態にあります。アメリカや日本等による経済制裁も継続中ですが、資源が豊富で国土も広いロシアは、輸出入が制限されても立ち行かなくなるほどの影響はなさそうです。

そんなロシアは、実は世界的なダイヤモンドの産出国。世界中の約30％のダイヤモンドがロシア産なのです。
経済制裁によりロシアのダイヤモンドが出回らなくなるのですから、世界のダイヤモンド市場は需要に対して供給が追いつきません。アメリカでのダイヤモンド売上は世界50％を占めるといわれており、ロシア産ダイヤモンドが枯渇するぶん価格が高騰すると見込まれているのです。

ところで、ダイヤモンドは鉱山から掘り出されると別の国で加工され、カットされたダイヤモンドが各国に輸出されて一般消費者の手に届きます。
ロシア産のダイヤモンドは主にインドで加工されていましたが、ロシアからダイヤモンドが届かなくなった影響でインドの経済にも打撃を与えています。
ダイヤモンド加工の街として知られるインドのスーラトでは、ダイヤモンド加工職人が何万人も失業しているようです。
ロシアへの経済制裁が、巡り巡ってインドの街に影響を与えているのです。

「でも、ダイヤモンドの価格って南アフリカのデビアス社が牛耳っているのでは？」とのお声が聞こえてきそうですね。
デビアス社は世界最大のダイヤモンド取扱会社であり、ほぼ独占企業と言っても過言ではありません。
しかしロシアにはダイヤモンド採掘の国営企業「アルロサ」が存在し、このアルロサが経済制裁の対象となっています。アルロサからのダイヤモンド仕入ルートが安定しない限り、デビアス社もダイヤモンドの価格を吊り上げざるを得ないでしょう。

このような理由から、ダイヤモンドの価格は今後も高騰すると予想されます。
ロシア産ダイヤモンドの不買運動も活発なことから、経済制裁が終了してもすぐには価格急落という事態にはならないでしょう。
しかし軍事侵攻が終われば、徐々にダイヤモンドの価格も元に戻ってくるはず。
つまりダイヤモンドを売却する絶好のタイミングなのです。

円安

2022年12月9日現在１ドル=136円をマークしています。
11月に「歴史的円安」を記録し少し持ち直したものの、いまだに円安の状態は継続中です。
円安はダイヤモンドを高く売却するチャンス！しまい込んで日の目を見ないダイヤモンドは今売却しましょう。
なぜ円安だとダイヤモンドが高く売れるのでしょうか？
それは日本にダイヤモンド鉱山がないことが原因です。
日本で流通しているダイヤモンドは100%輸入品。つまり円安や円高が価格に直結します。

では円安だと何が起こるか考えてみましょう。
ダイヤモンドの買取店は「同じクオリティ・量のダイヤモンドがいくらで販売されているか」を元に買取額を決定します。
日本はダイヤモンドを輸入に頼っていますから、円高になると流通しているダイヤモンドの価格は下落します。そのあおりで買取額も下落するのです。
逆に円安になると流通しているダイヤモンドの価格は高騰し、買取額も高騰する、というワケ。

ですから円安の今が売り時なのです。

その他の要因も…

そして忘れてはならないのが季節のイベント！
クリスマスやお正月は財布の紐が緩む時期ですから、これより少し前に売却すると高く売れる可能性があります。
もちろん夏のボーナス時期も同様です。
ダイヤモンドがよく売れる時期の少し前に売却するのがポイントです。
今はお正月やバレンタインデーを控えており、売却時期としてバッチリですよ！

ダイヤモンドをより高く売る方法

売却する時期を見極める

上記で申し上げたように、ダイヤモンドの買取価格は需要や円安等の理由で増減します。
売却時期をずらすだけでも高く買い取ってもらえることがあります。
ただし、世界情勢は常に変化していますし、今後ダイヤモンド価格がどうなるかは誰にも分かりません。
「もっと高く売れる時期が来るかも」と考え始めるといつまでたっても手放せなくなります。
売却のタイミングを見計らうのが大切ですが、売却を考え始めてから半年以内には査定に出すようにしましょう。

手持ちのダイヤモンドの価値を知っておく

ダイヤモンドと言っても、リングやネックレスのようなジュエリーの場合は
ダイヤモンド＋金属の価格
で買取されます。
ダイヤモンドのルースのみをお持ちの方は少ないでしょうから、金属部分も買取対象であると覚えておきましょう。
買取価格がいくらになるのか知るには複数の店舗で査定に出すことが最適です。しかし先に調べておきたい場合はネットショップの販売価格を参考にしてください。
状態や付属品等にもよりますが、販売価格のおよそ2割〜7割程度が目安になります。

査定に出す前に調べることで、不当に安く買い叩かれることを防げますよ。

付属品をすべてつける

時に重要なのは鑑定書（グレーティングレポート）です。
鑑定書は手持ちのダイヤモンドの品質を記した、いわば成績表のようなもの。
鑑定書1枚で5千円以上買取価格が上昇することもあります。鑑定書があればぜひダイヤモンドと一緒に査定に出してください。
その他、鑑別書や保証書、ダイヤモンドが入っていた箱もあればつけましょう。
ダイヤモンドを買い取った後に売りやすくなるため、付属品のあるなしは買取価格に影響するのです。
「これは必要かな？」と迷った付属品は、すべて一緒に査定に出しましょう。
なお鑑定書がなくても買取は可能です。ただし多少買取価格が下がる覚悟はしておいてください。

優しく磨いておく

ダイヤモンドの汚れは皮脂や油分によるものがほとんど。汚れがひどくなると、ダイヤモンド本来の輝きが損なわれてしまいます。
買取査定でも、くすんだダイヤモンドより新品のように輝くダイヤモンドの方が高く評価されます。
査定に出す前に、自宅でメンテナンスをしてあげましょう。

お手入れ方法はとても簡単。
中性洗剤（ご家庭でお使いの食器用洗剤でOK）を水やぬるま湯に混ぜ作った洗浄液でダイヤモンドを優しく磨くだけ。
歯ブラシのようなものでダイヤモンドの表面を優しくこすってください。これだけでくすうだダイヤモンドも輝きを取り戻します。
注意したいのは混ぜる洗剤です。研磨剤が入っているとダイヤモンドに傷をつけてしまいかねません。洗浄液を作る前に、成分表示をご確認ください。

まとめ

眠っているダイヤモンドがあるなら、今が売却する絶好のチャンスです。
これだけ条件が揃うことは稀ですから、この機会にぜひ買取査定に出してください。
その際はこの記事でも紹介いたしましたポイントを押さえて、さらなる高価買取を目指しましょう。
ダイヤモンドを高く売れれば、欲しかったものが手に入るかもしれませんよ。