ニコンもキヤノンも！カメラを高く買い取ってもらうためのポイント
カメラは単体でも高価ですから、買い換えるとなると元手となる資金が必要ですよね。
そこで利用してほしいのがカメラの買取です。
カメラは元の値段が高い分、中古であっても高く売れる可能性があります。
今回はカメラを高価買取してもらうためのポイントや買取相場などをまとめました。
買取に出す前に、ぜひ最後までお読みください。
カメラを高価買取してもらうポイント
使っていた頃のままよりも、準備を整えたうえで査定に出した方が高く買い取ってもらえることがあります。
下記のポイントを実行して少しでも高い査定額をゲットしてください。
汚れを落とす
査定に出す前に、できる限り汚れを落としましょう。
カメラの見た目は査定額に大きく影響を及ぼします。
中古品であっても見栄えの良い個体から売れていくので、買取時にきれいな方が高く買い取ってもらえる可能性があるのです。
ブラシやブロワーなどでホコリなどを落とし、クリーニングクロスなどで皮脂汚れを落としましょう。
ボタンの周りはつまようじなどで汚れを取り除いてください。
傷や凹みなどの修復はしない方が無難です。無理に修理しようとして傷が増えれば、査定額に響いてしまいます。
付属品を揃える
バッテリーやケーブルなどの付属品も一緒に査定に出してください。
カメラの買取価格は付属品の有無で大きく増減します。
たとえばバッテリーがなければカメラを作動させられませんので、買取価格はガクッと下がります。
＜主な付属品の例＞
- バッテリー
- バッテリーチャージャー
- レンズキャップ
- ボディキャップ
- 保証書
- ケーブル
- マニュアル
- 箱
付属品がなくても買取してもらえる可能性は高いので、カメラ単体しかなくても査定には出してみましょう。
三脚やレンズなどの周辺機器も持ち込む
三脚やレンズといった周辺機器も一緒に査定に出しましょう。
特にレンズは単体でも高く買取されるケースがあるうえ、カメラと同時に査定に出すことで買取率アップが狙えます。
三脚は単体では値がつかない恐れもありますが、カメラと一緒なら買取してもらえるケースもあります。
三脚やレンズの他、カメラの周辺機器を一緒に査定に出すことで、高価買取につながります。
複数同時に持ち込む
カメラを2つ以上同時に査定に出しましょう。
複数同時査定で買取率アップを謳う買取専門店が多いためです。
使っていないカメラが眠っていれば、自分の分だけでなく家族の分も査定に出してはいかがでしょうか？
買取査定がアップすれば、家族分の新しいカメラを買う資金にもなるでしょう。
早めに査定に出す
カメラは日々新製品が発表されており、新機能搭載モデルも続々と誕生しています。
そのため査定に出す時期が遅れれば遅れるほど、買取価格は下がる傾向にあります。
フィルムカメラの一部はアンティークとして取引されるので、製造から月日が経っていても査定額はそれほど変わりません。しかし劣化はしていきますので、保管方法によっては査定額が下がる恐れもあるのです。
どのようなモデルにしろ、早めに査定に出すことをおすすめします。
高価買取されやすいカメラのブランド
ニコンやキヤノンの一眼レフは高価買取されやすい傾向にありますが、その他のブランドやモデルも高価買取の対象です。
ニコン
国内のカメラメーカーとして人気の高いブランドです。
一眼レフが代表であり、高額ですが購入者が途絶えることはありません。
NASAでも使用されるほどの高性能・高品質で、写真を生業とするプロからも選ばれ続けています。
高性能なため価格は高く、需要が絶えないことから高価買取が期待できます。
キヤノン
世界的に有名で品質も高いカメラメーカーです。
当時日本に輸入されたばかりのライカを研究してオリジナルのカメラが作成されました。
ファミリー向けの小型カメラでも、プロが使えるほどの高性能を誇ります。
ミラーレス一眼レフカメラに力を入れており、また需要も高いのが特徴です。
中古市場でもキヤノンの需要は高く、高価買取が狙えます。
オリンパス
ミラーレス一眼レフカメラの日本トップシェアを誇るカメラメーカーです。
コンパクトでおしゃれなデザインが多く、また手ぶれ補正もしっかりしているので若い女性を中心に人気があります。
初心者でも扱いやすいモデルが多いのが特徴です。
ニコンやキヤノンほどではないものの、高価買取が期待できます。
高価買取されやすいカメラ
最も高価買取されやすいのはプロ用の一眼レフカメラです。
新品価格が高いことと中古品の需要が衰えないことが主な要因です。
他のカメラについても高価買取されやすいモデルについてまとめました。
デジタル一眼レフ
ニコンやキヤノン製のデジタル一眼レフは高く買取されます。
製造から10年以内ですとさらに高価買取される傾向にあります。
デジタル一眼レフは元の値段が高いので、中古品であってもかなり高く買い取ってもらえるのです。
コンパクトデジカメ
次々に新製品が投入されるコンパクトデジカメは、新しいものであれば高価買取の対象となります。
年月とともに買取価格は下がっていきますので、手放すタイミングだと思ったらすぐに査定に出しましょう。
フィルムカメラ
フィルムカメラはアンティークとしての価値も見出されつつあり、古いタイプでも高価買取されることもあります。
ただし状態が悪ければ買取価格は下がりますので、売却を決断したらすぐに査定に出してください。
カメラの買取相場
同じ製品の中古販売価格の2〜3割が買取相場と言われています。
たとえば中古での販売価格が10万円の製品ならば、買取価格は2〜3万円程度と目星がつきます。
ただし査定に出す時期やカメラの状態などによって増減しますので、あくまでも目安であって絶対ではありません。
買取不可なカメラとは
カメラならなんでも買取可能というわけではありません。
たとえば下記のような状態では、買取不可とされる恐れもあります。
電源が入らない
カメラとして機能しない個体は買取を拒否される恐れがあります。
ただし買取店によっては値段がつくこともありますので、複数店に持ち込んでみてください。
改造したもの
改造したカメラも買取を拒否される可能性が高いです。
カメラは買取されてから再販されることになるため、販売できる状態でなければ買取してもらえないのです。
初期化されていない
カメラの初期化がなされていない場合、買取を拒否される恐れがあります。
買取後にお店側で初期化されることがほとんどですが、一部の店舗では個人情報の観点から買取しないと決められているためです。
自分の個人情報を流出させないためにも、査定に出す前に初期化しておくことをおすすめします。
カメラを買取に出す前の準備
カメラを買取査定に出す前に、必ず個人情報を消去しておきましょう。
個人情報が残っていると情報漏洩の危険性がありますし、そもそも買取してくれないお店もあるためです。
安全かつスムーズに買取を進めるためにも、事前に個人情報は消去してください。
メモリーカードを初期化して抜き取る
まず、メモリーカードが挿入されたままになっていないか確認してください。
メモリーカードを手元に残しておく場合は、カメラから抜き取り保管します。
メモリーカードも査定に出すのなら、初期化してカメラから抜き取り、査定の際にカメラと共に出しましょう。
カメラ本体の画像データを消去する
カメラ本体の画像データを全て消去します。
必要なデータはメモリーカードやその他の媒体に移してください。その後カメラに残ったデータを消去します。
カメラ本体を初期化する
マニュアルに従い、カメラ本体の初期化を行います。
カメラには顔認識などの情報が残されていますので、個人情報漏洩を防ぐためにも初期化は必要です。
まとめ
カメラの高価買取を狙うなら、汚れを拭き取ってから、付属品などと一緒に査定に出しましょう。初期化も忘れずに。
カメラを買い換えるなら、上記で解説したポイントを踏まえた上で査定に出してみてください。相場を超える高値で買取されるかもしれませんよ。