ゴヤールの高価買取を実現

1853年にフランスで生まれ、根強い愛用者も多いゴヤール。当初日本ではセレクトショップなどで取り扱われており、新宿伊勢丹にブティックをOPEN以来、国内でも認知度を着実に拡大しつづけています。歴史も長く、由緒正しいブランドなんです。『Y』をモチーフにした独特の杉綾模様（ヘリンボーン）をメインにバッグ・財布・小物など幅広く展開、また『マーカージュ』と呼ばれるイニシャルなどの刻印カスタムも流行し、自分だけのオリジナル商品も作れます。自分の個性をさりげなくアピールできるのは非常に魅力的です。オーダーメイド商品やイニシャルの入ってしまっているものでも高価買取をさせていただいておりますので、ゴヤールの商品は是非ダンシャリにお売り下さい。

実は長い歴史を持つゴヤールですが、1853年にフランソワ・ゴヤールがトランクメーカーであるモレル社の後継者となり、モレルの死去をうけてフランソワが会社を継承し、サントノレ通りの233番地に「メゾン・ゴヤール」が誕生したことに端を発します。そもそもはフランソワの父親であるエドメ・ゴヤールがモレル社に入ってスキルを磨き、その上でフランソワから技術を継承したフランソワはモレル社で高い評価を得ていたのです。
1860年にはフランソワに息子のエドモンドが生まれ、そのエドモンドがフランソワの後を継ぎ、ゴヤールに様々な革新をもたらす偉業を成し遂げます。エドモンドは「トワル・ゴヤール」と呼ばれる麻・リネン・コットンを織り上げて天然アラビアゴムでカバーした耐久性や耐水性に優れたキャンバス地を開発し、これをトランクカバーにしました。
そして1892年には3つの杉綾がYのイニシャルをかたどったモチーフを開始、これは樹木を意味するシンボルとして描かれ、ゴヤール家と人類の歴史を表現していると言われており、100年以上経った今でもゴヤールのシンボルとしてトレードマークになっています。エドモンドはさらに事業を拡大させ、モンテカルロ、ニューヨーク、フィラデルフィラにゴヤールのお店をオープンさせます。
1900年にパリ万博では銀メダルを受賞、さらに1906年のミラノ国際万博及び1908年のロンドン英仏博では金メダルを受賞、その後も順調に万博で様々な賞を受賞し、ゴヤールは国際的な知名度をどんどん高めていきます。1923年には、エドモンドの息子であるロベールが稼業を引き継ぎます。1925年にパリの装飾芸術博で名誉賞を授与、1931年には旅行用デスクの発明で特許を取得するにまで至ります。
そして1998年にゴヤールは変革期を迎えます。ゴヤールのコレクターとしても知られるジャン・ミシェル・シニョールがホテル事業を売却して資金を集め、5代目社長のイザベル・ゴヤールを買収することとなりました。現在はシニョール家によって運営されています。ゴヤールの過去のクライアントには英国王室、コナンドイル、ロシア皇帝、ウィンザー公夫妻などがおり、現在でもカール・ラガーフェルドやマドンナが愛用するほどのハイブランド日本ではビームスなどのセレクトショップで扱われてきましたが、2003年には新宿の伊勢丹にオープン、その後も日本国内に着々とお店をオープンさせ、日本市場の獲得に精力的な姿勢が伺えます。