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  • 2020年5月7日
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ダイヤモンドを高価買取してもらうには?

ダイヤモンド売却前に知っておきたいこと

一口にダイヤモンドといっても、必要なくなった婚約指輪、いつ購入したか分からないペンダント、デザインが古くなった時計、台座から取れて裸石になった、など様々なアイテムがありますよね。基本的にダイヤモンドは高価なもの。手放す時もそれ相応の値段で売りたいものです。そこで今回はダイヤモンドを高価買取してもらうために、知っておいてほしいポイントについてご紹介します。

ダイヤモンドの一般的な買取価格とは

まずお伝えしなければならないのが、ダイヤモンドの買取相場は大体購入時の10~20%程度になる、ということです。
例えば100万円で購入した婚約指輪なら15万円程度の価値があると見込んでおきましょう。
価格が下がってしまう原因は「中古品であること」、「デザインの流行が過ぎていること」「傷がついていること」などが挙げられます。
逆にブランド品などであれば買取価格は高騰する可能性が高いので、諦めずに買取店に持ち込みましょう。

ダイヤモンドを高価買取してもらうコツ

それでは、大切なダイヤモンドを少しでも高く売るにはどうすれば良いでしょうか?

ダイヤモンドを高額で売るためのコツ

鑑定書・鑑別書を持ちこむ

鑑定書・鑑別書を保存しているなら、必ず査定に持ち込みましょう。
鑑定書・鑑別書は客観的にダイヤモンドを評価してくれる書類ですので、査定に出す際にプラス評価になります。
詳しくは下記の「ダイヤモンドの査定に役立つ「鑑定書」の見方」をチェックしてください。

査定前に汚れを落とす

ダイヤモンドは大変丈夫な宝石ですが、親油性で油汚れがつきやすいのが欠点です。
査定前に汚れを取っておくだけで当時のキラメキが蘇り、印象が良くなります。
まずは購入した店舗でクリーニングを依頼してみましょう。
超音波洗浄だけなら無料で行ってくれるところもあります。
ご自宅で中性洗剤をつけた歯ブラシでこする方法もありますが、ごく稀に洗浄中に割れてしまうこともあるようです。ご注意ください。
なおダイヤモンドだけでなく真珠やべっ甲のような有機物やラピスラズリのような他の宝石がついているジュエリーの場合は、家庭内でお手入れすると傷がつく可能性がありますので、専門店で洗浄した方が安心です。

ブランド名は先に伝える

ブランド品の場合はダイヤモンドの価値に「ブランド価値」が上乗せされるケースもあります。高級ブランドであるティファニーやロレックスなどであれば先に伝えておきましょう。

ダイヤモンド買取に強い店舗に持ち込む

ダイヤモンドの鑑定には豊富な知識と経験が必要です。
あまり知識のない店舗などでは安い値段をつけられてしまうかもしれません。
下記にダイヤモンドを高価買取してくれる店舗の特徴をまとめましたので参考にされてください。

ダイヤモンドを高価買取してくれる店舗の特徴

ダイヤモンドは鑑定が非常に難しい宝石と言われています。そのため査定する鑑定士や店舗によって、金額が激しく変動することもままあります。
ダイヤモンドを高価買取してくれる店舗を見極めて持ち込んでください。

宝石取扱量が豊富

取扱量が豊富ということは、単純にそれだけ鑑定してきた宝石数が多いということです。ダイヤモンドの知識も期待できますので、しっかりした査定額が期待できます。

全国チェーン店より地域密着型

全国展開している店舗は人件費や運営費などのコストがかさむため、必然的に買取価格は下がります。

逆に地域密着型店舗ですと、査定額に還元している店舗が目立ちます。

できるだけ都市部の店舗

地方のショッピングモールなどの店舗では、競合も少なく相場を知らないお客様が多いため、査定額をかなり安く設定している場合も見受けられます。
都市部なら競合店も多く、ある程度の知識を持って査定に出す方が多いので、査定額も高くなることが多いです。

ダイヤモンドの査定に役立つ「鑑定書」の見方

鑑定書があるとそのダイヤモンドの客観的な価値が一目でわかるため、買取店から非常に優遇されます。それだけでなく、査定前に確認しておくことで、あなたのダイヤモンドが今どれほどの価値のあるものなのかを調べておくことができます。

ダイヤモンド 鑑定書の味方
ここでは査定前に見ておくべき鑑定書のポイントについてご説明します。
なお「鑑定書」の正式名称は「ダイヤモンド・グレーティング・レポート」といいます。「ダイヤモンド・グレーティング・レポート」はあるんだけど他の書類が見当たらないという方も安心して持ち込んでください。

鑑別書と鑑定書の違い

鑑定書とは、ダイヤモンドのみに発行される書類で、そのダイヤモンドの品質について記載されています。
一方、鑑別書とは、「天然石である宝石」に発行される書類で、鉱物名や色、透明度、カットや重量などが記載されています。
 
鑑定書があるとダイヤモンドの品質が客観的に評価できるので、査定に出す際にプラス評価になります。
また鑑別書があると「天然ダイヤモンド」であることの証明になります。
どちらもお持ちであれば必ず査定に持ち込みましょう。

鑑定書で分かること

そのダイヤモンドの品質評価、いわゆる4Cが分かります。
4CとはCrat(重量)Clarity(透明度)Color(色)Cut(カット)の4つのCの頭文字で、この評価がわかるとダイヤモンドの現在の価値につながるため非常に重宝される書類です。

4C評価とは?

鑑定書に記されている4C評価のグレードが分かれば、お手持ちのダイヤモンドの価値が大まかに分かります。

まずは下記の内容をチェックして、お手持ちの鑑定書の内容と照らし合わせて見ましょう。

Crat(重量)

ダイヤモンドは大きさではなく重さで判断されています。
1カラット=0.2グラムで、重ければ重いほど希少価値が高くなります。
通常は電子デジタルの天秤で1/1000カラットまで正確に量ります。

Clarity(透明度)

透明度は、傷・欠け・内包物(インクルージョン)の大きさなどから11段階で評価されています。
含有物が多ければそのぶん透明度が下がり輝きが失われてしまうので、透明度が高いほど評価も高くなります。
最も透明度の高いものから順に
FL 、IF、 VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3
です。
最も透明度の高いFL(フローレス)は、10倍の拡大で無傷である素晴らしい状態のダイヤモンドです。

Color(色)

全て無色に見えるダイヤモンドですが、実際にはわずかに色がついているものがほとんどです。

無色透明なものほど評価が高く、黄を帯びてくるほど下がります。

ただし一定基準の黄色みを超えると、今度はファンシーカラーとみなされ、他の基準で評価がなされます。黄色の強いダイヤモンドをお持ちの方もファンシーカラーなら高価買取が期待できます。ファンシーカラーには黄色の他にピンクやブルーなども存在します。

 

完全に無色であるものから順に

DEFG…XYZ

まで、評価が分けられています。

Lあたりからうっすらと黄色みが確認できるようになり、Zになると目視でも黄色いと感じるほどになります。

Cut(カット)

ダイヤモンドは原石のままではほとんど輝きません。人の手によってカットされてようやく美しくまばゆい光を放ちます。
最も理想的なカットから順に
Excellent、VeryGood、Good、Fair、Poor
と評価されます。
カットは人の手により作り出されるものなので、施した職人の技術力がそのまま反映されます。

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