カラーゴールドの種類と買取価格の違いとは
「カラーゴールドのアクセサリーを売りたいけど、買取価格はいくらくらいになる?」
「純金とは値段が違ってくるの?」
カラーゴールドを売却したい場合、買取価格が気になりますよね。
そこで今回は、カラーゴールドの特徴と買取価格の違いについてまとめました。
カラーによって買取価格が異なりますので、お手持ちのジュエリーを見ながら読み進めてくださいね。
カラーゴールドとは
カラーゴールドとは、色味を帯びたゴールドのことです。
純金に他の金属を混ぜて作られた合金で、純金とは少し異なります。
純金との違い
純金は金の純度がほぼ100%の24金、75%の18金、40%の10金などに分けられます。
カラーゴールドは色味で判断されるため、混合する金属の色や配分で異なります。
つまり純金かカラーゴールドかは、見た目と混合する金属で決まるということです。
買取価格に関しても違いがあります。
純金は多くの場合、金の純度でその買取価格が決まります。
一方カラーゴールドは、混合されている金属の価値も加味された買取価格になります。
そのため、カラーゴールドだからといって純金より買取価格が絶対に低いということはないのです。
たとえば銀やパラジウムを含むホワイトゴールドの場合、同量の18金よりも高く買取されるケースもあるようです。
カラーゴールドのメリット
そもそも純金は非常に柔らかい金属ですので、アクセサリーには向いていません。
しかし古来から人は金の美しさに魅了され、着用することが一種のステータスでもありました。
他の金属を混ぜたカラーゴールドは純金よりも強度が高いので装飾品として成り立ちますし、その色味は美しく純金とはまた別の輝きを放つアクセサリーとして身につけられます。
カラーバリエーションも豊富ですので、お好みのカラーゴールドが見つかるはずです。
買取価格について
基本的には金の含有量で買取価格が決まります。
18金よりも24金の方が高く売れるということです。
しかしカラーゴールドの場は、含有している他の金属も買取価格に含められます。
そのためパラジウムやプラチナなどの高価な金属を含有しているカラーゴールドなら、買取価格がより高くなるという仕組みです。
また変色しておらず美しい発色のアイテムが高く売れますので、売却前には専用クリーナーなどで優しく磨いておきましょう。
カラーゴールドの種類と特徴
含有する金属によって発色が変化し、豊富な種類が存在します。
カラーゴールドの特徴や含有する金属などを確認しましょう。
ホワイトゴールド
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WG
含有金属
パラジウム+銀またはニッケル+亜鉛+銅など
特徴
プラチナによく似た光沢のある白色のカラーゴールドです。
元々、高価なプラチナの代用品として開発された経緯もあり、一見するとプラチナと変わりません。
プラチナよりも軽く安価で手に入ることから、多くの人に愛されています。
おすすめアクセサリー
結婚指輪や普段使いのアクセサリー
プラチナに似た光沢を持つシンプルなカラーゴールドで、シーンや服装を選ばず着用できます。
そのため結婚指輪や普段用のピアス、ビジネスシーンのネックレスなど様々な用途におすすめです。
重ね付けにも便利ですよ。
買取価格
プラチナやパラジウムが含有されている場合はそれらの金属も査定額に反映されるため、高く買い取ってもらえる可能性があります。
イエローゴールド
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YG
含有金属
銀+銅など
特徴
まばゆいイエローのカラーゴールドです。
金の純度が高いほど発色が良いとされています。
ワンポイントで身に付けるだけで、ゴージャスかつ高級感のある装いに。
純金の輝きを求めている人は、強度を増したイエローゴールドをお求めください。
おすすめアクセサリー
特別な日に身に付けるアクセサリー
ワンランク上の印象を与えてくれるラグジュアリーなカラーゴールドですので、特別なアクセサリーに使うのがおすすめです。
婚約指輪や少し豪華なネックレス、大粒ダイヤのついたブローチなどにイエローゴールドをあしらってはいかがでしょうか?
買取価格
金の純度に比例することが多いようです。
18金よりも24金の方が高く売れます。
ピンクゴールド
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PG
含有金属
銀+銅+パラジウムなど
特徴
特に若い女性から人気の高いカラーゴールドです。
ピンクの可愛らしい色味が好評で、アクセサリーだけでなく腕時計や小物にも使われています。
日本人の肌に馴染みやすいことも人気の1つと言えそうです。
ハイブランドでの取り扱いも多く、価格もそれほど高くはないので入手もしやすいでしょう。
おすすめアクセサリー
プライベートシーンでのアクセサリー
ピンクゴールドは可愛さを盛り上げてくれるアイテムですので、プライベートシーンでファッションに合わせるのが最適。
腕時計やブレスレットなら、ピアスやネックレスよりも自分の目に映りやすいのでさらにおすすめです。
可愛いピンクゴールドを見て癒されてくださいね。
買取価格
基本的には金の純度に比例します。
ただしハイブランドやデザイン性の高いアクセサリーは、より高く売れることも。
ブラックゴールド
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BG
含有金属
銀+プラチナ
特徴
黒と言うより強いシルバーといった色味のカラーゴールドです。
銀やプラチナなどの高価な金属を配合していることが多く、希少で高額なアイテムが多いようです。
ゴージャス感よりも強さやかっこよさが前面に出るため、メンズアクセサリーやブラック系のファッションに良く合います。
おすすめアクセサリー
クールな指輪やネックレス
シックな印象のブラックゴールドは1つ身に付けるだけで存在感がありますので、指輪やネックレスに取り入れるのがおすすめです。
クール系ファッションに最適ですので、服装に合わせて身につけましょう。
買取価格
プラチナが含有されているブラックゴールドは高価買取が期待できます。
査定に出して買取価格を聞いてみましょう。
グリーンゴールド
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GGまたはGRG
含有金属
銀など
特徴
濃緑というよりも薄い黄緑色のカラーゴールドです。
グリーンゴールドは他のカラーゴールドに比べて柔らかく加工しにくいことから、ジュエリーとしての流通量はそれほど多くありません。
また繊細な加工はしにくいため、大きめのアクセサリーに適しています。
おすすめアクセサリー
独創的な大粒ブローチ
グリーンゴールドはホワイトやピンクよりも個性的な色味を帯びていますので、独創的でユニークなジュエリーにぴったり。
また加工が難しいことから大きめのアイテムで使用することになるため、胸を飾るブローチなどに使用するのがおすすめです。
他に指輪やブレスレットなどワンポイントで使うのも印象的になりますね。
買取価格
基本的に金の純度に比例します。
金の価格が高騰している間に売却しましょう。
レッドゴールド
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RDG
含有金属
銅など
特徴
ピンクゴールドよりも鮮やかな発色のカラーゴールドです。ローズゴールドと記されていることもあります。
燃えるような赤より、濃いピンクといった印象。
ピンクゴールドは可愛すぎるけれども赤系が好みという人におすすめです。
非常に硬度が高いのでアクセサリーとして万能ですが、サイズ直しができないのでご注意ください。
おすすめアクセサリー
ロングネックレス
硬く軽いカラーゴールドですので、重量を感じやすいアクセサリーにおすすめです。
ネックレスは特に首元が重くなりやすいので、軽いレッドゴールドが重宝するでしょう。
情熱的なレッドゴールドに、純白を感じさせるホワイトゴールドのネックレスを重ね付けしても良さそうです。
買取価格
基本的に金の純度に比例します。
純度を確認してから査定に持ち込みましょう。
カラーゴールドは変色する?
残念ながらカラーゴールドは変色します。
金自体は変色に強い金属ですが、その他の含有金属は変色することもあるためです。
24金や20金は変色しにくいのですが、18金以下になると変色しやすくなります。
変色を防ぐには、こまめな拭き取りが欠かせません。
変色の主な原因は、使用時の皮脂汚れなどや酸素との接触です。
そのため使用後はこまめに汚れを拭き取ること、酸素に触れにくくなるようにジュエリーボックスなどに収納することが重要です。
正しく使用して、新品同様の輝きを持続させましょう。
カラーゴールドは金属アレルギーが起こりやすい?
純金はアレルギーが起きにくいとされていますが、他の金属を含むカラーゴールドが金属アレルギーを発症することもあります。
金属アレルギーを発症しやすい物質は銅やパラジウム、ニッケルなどが挙げられ、これらはカラーゴールドでよく使われているためです。
アレルゲンの金属を特定した上で、使用されていないカラーゴールドを選んでください。パッチテストが有効ですよ。
不安な人は、お買い求めの前にスタッフに相談しましょう。
まとめ
カラーゴールドは豊富な色味と種類が魅力的なジュエリーです。
買取価格は基本的に金に比例しますので、売り時を見極めて高く買い取ってもらいましょう。
現在は金の買取価格が高騰していますから、カラーゴールドも売り時ですよ。
ぜひ一度査定に出してみてくださいね。