純金・24金・18金・14金の違いと価格差|同じ「金」でも買取価値が変わる理由
⚠️ 免責事項:本記事に記載の金・貴金属の買取価格は2026年7月19日時点の参考価格です。相場は日々変動するため、実際の査定額は当店またはお近くの買取店に直接お問い合わせください。

「引き出しから出てきたこの指輪、24金?それとも18金?売るならどっちが得なの?」
遺品整理や断捨離で見つかった金の指輪やネックレス。刻印を見ても「K18」「K24」の意味がわからず、そのまま眠らせている方は少なくありません。
結論からお伝えすると、18金と24金は金の純度が違うため、同じ重さでも買取価格は大きく変わります。24金(純金)は純度99.9%以上、18金は純度75%で、この差が価格差の正体です。
この記事では、18金・24金・14金の違いと価格差について、刻印の見分け方から2026年7月時点の実勢価格まで、ダンシャリ銀座の鑑定士の知見をもとに解説します。
純金・24金・18金・14金とは?純度早見表でわかる金の種類
金の種類は「カラット(K)」という単位で表され、数字が大きいほど金の純度が高くなります。まずはそれぞれの純度と特徴を整理しましょう。
「カラット(K)」とは、金の純度を24分率で表した単位です
カラットとは、金全体を24としたときに、金がどれだけ含まれているかを示す単位です。K24なら24分の24で純度100%に近い純金、K18なら24分の18で純度75%を意味します。
純金以外の部分には、銀・パラジウム・銅・亜鉛などの金属(割金)が混ぜられています。割金の種類や配合比率によって、色味や硬さが変わる仕組みです。
なぜ純金のまま使わずに割金を混ぜるのかというと、純金だけでは柔らかすぎて実用に耐えないためです。指輪やネックレスとして長く使えるように、強度を補う目的で割金が加えられています。
純度早見表|K24・K22・K18・K14・K10の含有率比較
| 表記 | 金の純度(含有率) | 刻印の例 |
|---|---|---|
| K24(純金・24金) | 99.9%以上 | K24/999 |
| K22(22金) | 約91.7% | K22/917 |
| K18(18金) | 75% | K18/750 |
| K14(14金) | 約58.3% | K14/585 |
| K10(10金) | 約41.7% | K10/416 |
覚え方のコツ
「K」の数字を24で割ると、そのまま金の純度(%)になります。18金なら18÷24=0.75、つまり75%です。
日本国内で流通する指輪やネックレスは、K18とK10が特に多く見られます。一方で純金(K24)は、地金型の商品や一部の投資用アクセサリーに使われることが多く、日常的なジュエリーとして目にする機会は限られています。
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色・硬さ・重さの違い|見た目と手触りで見分ける
24金は濃い山吹色で柔らかく重い、18金は明るい色で硬く軽い。色・硬さ・重さの3点が、両者を分ける大きな違いです。刻印が読めないときは、このポイントを見比べると金種を見分ける参考になります。
色合いの違い|24金は濃い山吹色、18金は明るい黄色
24金(純金)は、割金を含まないため独特の濃い山吹色をしています。日本では古くから「金色」として親しまれてきた色味です。
一方の18金は、銀や銅などの割金が混ざる分、24金よりも明るく軽やかな黄色に見えます。14金はさらに割金の比率が上がるため、やや控えめな色合いになる傾向があります。
割金の種類によって色そのものが変わるのも18金の特徴です。銀を多く混ぜるとホワイトゴールドに、銅を多く混ぜるとピンクゴールドに近づきます。同じ18金でも、遺品の中に複数の色味が混在していることがあります。
硬さ・傷のつきやすさの違い|純金は柔らかく、割金が入るほど硬くなる
純金はとても柔らかく、力を加えると簡単に変形してしまいます。指輪やネックレスに使うには耐久性が足りないため、そのままではアクセサリーに向きません。
18金や14金は割金によって硬度が高められており、日常使いでも傷や変形が起こりにくいのが特徴です。長く身につけるジュエリーに18金・14金が選ばれる理由はここにあります。
硬さの目安となる数値では、純金の硬度は約22HVであるのに対し、18金は約120〜160HVとされています。数字が大きいほど硬く傷がつきにくいことを示しており、その差は数倍にもなります。
重さ(比重)の違い|同じ大きさでも24金の方が重い
24金の比重は約19.3、18金は約14.8〜16.1程度とされ、同じ体積でも24金の方がずっしりと重く感じられます。手に持ったときの重量感も、金種を見分ける手がかりの一つです。

刻印で見分ける「この指輪は何金?」|K24・K18・K14の読み方
「色や重さだけでは自信がない」という方は、刻印を確認するのが一番確実です。ここでは刻印の探し方と読み方を解説します。
刻印がある場所と数字の意味
指輪なら内側、ネックレスなら留め具(クラスプ)の裏側に、小さく刻印が入っていることがほとんどです。「K18」「750」「K24」「999」といった表記が金の純度を示しています。
「K」から始まる表記と、3桁の数字表記はどちらも同じ意味です。K18=750、K14=585、K10=416というように対応しています。
ピアスやブレスレットの場合は、金具の内側や留め具の付け根部分に刻印されていることが多く、ルーペがないと見えないほど小さい文字であることも少なくありません。無理に目を凝らして探すよりも、写真を撮って査定士に確認してもらう方が確実です。
刻印が読めない・すり減っている場合の見分け方
長年身につけてきた指輪やネックレスは、刻印がすり減って読み取れないケースも珍しくありません。無理に削ったり薬品をかけたりすると、地金自体を傷つけてしまうおそれがあります。
刻印が判別できない場合は、比重測定や専門機器による成分分析で純度を調べる方法があります。専門知識が必要な作業のため、鑑定士のいる買取店に相談するのが安全です。
海外製・アンティークジュエリーは刻印の書き方が違うことも
ヨーロッパ製のジュエリーには「750」「585」のように数字だけが刻印され、「K」の文字が省略されているケースがあります。イギリスのアンティークジュエリーでは、純度とあわせて年代や製造地を示す小さなマーク(ホールマーク)が刻まれていることもあります。
海外ブランドの指輪やネックレスは、日本製とは違う書式の刻印が使われているため、見慣れない表記があっても地金としての価値がないわけではありません。判断に迷うときは、無理に自分で見分けようとせず、そのまま査定に出すのが安心です。

2026年7月時点・1gあたりの実勢価格比較表
実際に売却するとなると、いちばん気になるのが価格の違いですよね。純度が下がるほど、1gあたりの買取価格も下がります。
なぜ純度が違うと価格差が生まれるのか
金の買取価格は、地金として含まれる純金の量(グラム数)に応じて決まります。純度が低い金種ほど、同じ1gの中に含まれる純金の量が少なくなるため、価格も下がる仕組みです。
2026年7月15日時点の一般向け買取参考価格は、色石BANKによると次のとおりです。
| 金種 | 1gあたりの買取参考価格 | 純度 |
|---|---|---|
| K24(純金) | 22,337円 | 99.9%以上 |
| K18 | 16,999円 | 75% |
| K14 | 12,609円 | 58.3% |
| K10 | 8,727円 | 41.7% |
参考までに、田中貴金属が公表する同日の純金の店頭買取価格は23,107円/gで、業者ごとの手数料や相場変動によって数値には多少の幅があります。
同じ重さでも金種でこれだけ買取額が変わる(シミュレーション)
たとえば10gの指輪を売却する場合、上記の価格でシミュレーションすると次のようになります。
10gの指輪を売却した場合の目安
K24(純金):22,337円×10g=223,370円
K18:16,999円×10g=169,990円
K14:12,609円×10g=126,090円
同じ10gでも、K24とK18では約53,000円もの差が出る計算です。売却前に自分の指輪が何金かを知っておくだけで、査定額の見当がぐっとつけやすくなります。
ネックレスなどで多い5gの品物であれば、次のような目安になります。
5gのネックレスを売却した場合の目安
K24(純金):22,337円×5g=111,685円
K18:16,999円×5g=84,995円
K14:12,609円×5g=63,045円
重さが軽い品物ほど金額の差は小さく見えますが、割合で見ると価格差は変わりません。何金かによって、受け取れる金額が数万円単位で変わることを覚えておきましょう。
ここで紹介した価格はあくまで地金部分の目安です。ブランドジュエリーやアンティーク品の場合は、デザイン性や希少価値が加算されて、地金価格以上の金額で買取されることもあります。
用途の違い|ジュエリー向き・資産向きはどっち?
金は純度によって得意な用途が変わります。ジュエリーとして楽しみたいのか、資産として持っておきたいのかで、選ぶべき金種も違ってきます。
18金・14金がアクセサリーに使われる理由
18金や14金は、割金によって硬度と耐久性が高められているため、指輪やネックレスなど日常的に身につけるジュエリーに適しています。傷や変形がつきにくく、長く愛用できるのが強みです。
カラーバリエーションが豊富なのも18金の特徴です。割金の種類を変えることで、イエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドといった色味を作り出せます。
純金(24金)が資産・インゴット向きな理由
純金は柔らかく変形しやすいため、日常使いのジュエリーには不向きですが、その分「金の含有量が多い=資産価値が高い」という強みがあります。金貨やインゴット(地金)に純金が使われるのはこのためです。
資産としての金は、純度がそのまま価値に直結します。相場が上がる局面では、同じ重量であれば純度の高い純金ほど値上がりの恩恵を受けやすくなります。金相場が上昇を続けている近年は、資産保全の手段として純金インゴットや金貨を持つ方も増えています。
地域によって好まれる純度は異なる|遺品に24金が多い理由
日本や欧米のジュエリーは、耐久性を重視して18金や14金が主流です。一方、中東やアジアの一部の地域では、資産価値を重視して24金(純金)のアクセサリーが好まれる傾向があります。
海外旅行のお土産や、海外に縁のあるご家族からの贈り物、遺品の中に純金製のアクセサリーが混ざっていることも珍しくありません。デザインが日本のジュエリーと違っていても、地金としての価値はきちんと評価されます。
変色・お手入れ方法の違い|24金は変色に強いが柔らかく傷つきやすい
24金は変色にとても強い一方で柔らかく傷がつきやすく、18金は軽い曇りが出ることはあっても手入れがしやすいのが特徴です。普段のお手入れのしやすさも、金種を選ぶ際の判断材料になります。
変色のしやすさの違い
純金(24金)自体は科学的に安定した金属で、酸化による変色はほとんど起こりません。ただし、割金を含む18金や14金は、含まれる銀や銅が空気中の成分と反応し、表面がわずかにくすむことがあります。
とはいえ18金の変色は軽微で、乾いた布で軽く拭くだけで多くの場合は輝きが戻ります。純銀のように黒ずみが進みやすい金属と比べると、変色の心配は少ない部類に入ります。
日常のお手入れ方法
純金は非常に柔らかいため、他の金属や硬いものと擦れると傷がつきやすくなります。保管する際は、ほかのアクセサリーと触れ合わないよう、個別に袋や箱に分けておくのがおすすめです。
18金・14金は硬度が高い分、日常使いでの取り扱いは比較的簡単です。汗や皮脂が付着したままにすると曇りの原因になるため、身につけたあとは柔らかい布で軽く拭き取る習慣をつけるとよいでしょう。
長期間しまい込んでいた指輪やネックレスがくすんでいても、多くの場合は表面的な曇りであり、地金としての価値には影響しません。査定前に無理に磨く必要はなく、そのままの状態で持ち込んで問題ありません。
市販のクリーナーや研磨剤を使う際は、宝石が留まっている台座部分に薬剤が入り込まないよう注意が必要です。売却を検討している場合は、自己判断でお手入れをするより、そのままの状態で鑑定士に見てもらう方が安心です。
遺品・昔もらった指輪やネックレス、売る前に何金か確認しよう
ここまで見てきたとおり、金種によって買取価格は大きく変わります。特に遺品整理や断捨離の場面では、思わぬ価値を見逃してしまうこともあるため注意が必要です。
遺品整理・断捨離でよくあるケース
「亡くなった祖母の指輪」「昔プレゼントでもらったネックレス」など、何金かわからないまま保管されている金製品は少なくありません。デザインは古くても、地金としての価値は色あせません。
刻印が読めない、あるいは刻印自体がない古い品物もあります。見た目だけで「安そう」と判断して手放してしまうと、本来の価値より安く売ってしまう可能性があります。
遺品整理では、指輪やネックレスだけでなく、金縁のメガネフレーム、古い懐中時計のケース、記念メダルといった品物からも金が見つかることがあります。純度がわからないまま「価値がなさそう」としまい込まれがちですが、まとめて査定に出すことで思わぬ査定額になるケースもあります。
刻印不明でも当店の鑑定士が無料査定で判別
ダンシャリ銀座では、経験豊富な鑑定士が刻印の有無にかかわらず、金の純度を丁寧に見極めたうえで査定いたします。査定費・送料・出張費・手数料は一切無料です。
「これが何金かわからない」という状態のままでも問題ありません。まずは写真を送るだけで概算がわかるLINE査定から、お気軽にご相談ください。
店頭買取・宅配買取・出張買取と、ご都合に合わせて選べる3つの方法をご用意しています。一点だけの査定から、まとめての持ち込みまで、どちらも歓迎いたします。
よくある質問(FAQ)
Q. 18金と24金、売るならどちらが高くなりますか?
同じ重さであれば、純度が高い24金(純金)の方が買取価格は高くなります。ただし、ジュエリーの場合はデザインやブランド価値が上乗せされることもあるため、実際の査定額は品物によって異なります。
Q. 刻印がない金製品でも買取してもらえますか?
刻印がない場合でも、比重測定や成分分析によって純度を判別できます。ダンシャリ銀座では鑑定士が丁寧に確認したうえで査定いたしますので、刻印がなくてもご相談ください。
Q. 金メッキと18金・24金の違いは何ですか?
金メッキは、真鍮などの土台に薄く金の膜を施しただけのものです。地金としての金の含有量がごくわずかなため、18金や24金のような地金買取の対象にはなりにくい傾向があります。
Q. 古くて変色した金製品でも査定してもらえますか?
金は変色しにくい金属ですが、割金の種類によっては経年で表面がくすむことがあります。変色や傷がある品物でも、地金としての価値は基本的に変わらないため査定可能です。
Q. 海外製で「K」の刻印がないジュエリーも純度は判別できますか?
「750」「585」のように数字のみが刻印されている海外製ジュエリーでも、日本のK表記と同じ基準で純度を判別できます。刻印の書式にかかわらず、鑑定士が確認したうえで査定いたします。
Q. サイズ直しやリフォームをした指輪でも純度は変わりますか?
サイズ直しやリフォームで地金部分が加工されていても、使われている金属自体の純度が変わることはありません。ただし修理の際に別の金属が使われている場合もあるため、査定時に確認することをおすすめします。
お客様の声

📍 東京都 S様(60代・女性)
当店に買取を決めた理由
母の遺品整理で出てきた指輪が何金かわからず困っていたところ、無料で丁寧に鑑定してもらえると聞いて依頼しました。ご感想・ご要望
刻印がすり減っていて自分では判別できなかったのですが、鑑定士の方がその場で純度を説明してくれて安心できました。想像より高い金額で買い取ってもらえて驚きました。
まとめ:純度の違いを知れば、正しい価値で手放せる
この記事でお伝えしたポイントをまとめます。
18金・24金・14金の違い(6つのポイント)
- 純度の違い K24は99.9%以上、K18は75%、K14は58.3%。数字が大きいほど金の含有量が多い。
- 色・硬さ・重さの違い 24金は濃い山吹色で柔らかく重い、18金は明るい色で硬く軽い。
- 刻印の見分け方 指輪の内側やネックレスの留め具裏に「K18」「750」などの刻印がある。
- 価格差 2026年7月時点でK24とK18では1gあたり5,000円以上の差がある。
- 用途の違い 18金・14金はジュエリー向き、24金(純金)は資産・インゴット向き。
- 変色・お手入れ 24金は変色に強いが柔らかく傷つきやすい、18金は軽い曇りが出ても手入れがしやすい。
ダンシャリ銀座では、査定費・送料・出張費・手数料は一切無料です。「これが何金かわからない」という段階からでも、お気軽にご相談ください。
執筆・監修:ダンシャリ銀座 鑑定士
公開日:2026年7月15日
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