ロレックス16710の高価買取|製造年で140万〜220万に分かれる理由と銀座で高く売る査定ポイント【2026年最新】
免責事項:本記事に記載の買取相場は2026年8月時点の参考情報です。ロレックスの買取価格は市場動向・為替・個体の状態・付属品の有無などにより日々変動します。実際の査定額とは異なる場合がありますので、最新価格はお気軽にご相談ください。
最終更新日:2026年8月2日

「同じ16710なのに、どうしてこんなに買取価格が違うんだろう?」
ロレックス16710の高価買取を目指して相場を調べると、140万円台から200万円超まで金額がバラついています。どれが自分の1本に当てはまるのか、戸惑った方も多いのではないでしょうか。じつはこの幅は、お店ごとの差ではありません。16710という型番そのものが、製造年によって中身の違う時計になっていることから生まれているんですね。
結論からお伝えすると、ロレックス16710の買取相場は約140万〜220万円です。18年近く作られた長寿モデルのため、夜光塗料・ブレスレット・ベゼル・風防・ケースの仕様が何度も変わりました。その違いが、そのまま査定額の差になっています。
この記事では、製造年ごとの仕様の違いと査定への効き方、ご自身の個体がどの年代かを5分で見分ける方法、そして銀座で高く売るためのポイントを解説します。ダンシャリ銀座の鑑定士が、実際の査定の目線でお伝えしますね。
結論(この記事の要点):2026年8月時点で、ロレックス GMTマスターII Ref.16710の買取相場は約140万〜220万円です。金額を分けるのは主に4つです。①ベゼルの色(赤青が最も高く、赤黒・黒より10万円前後高い傾向)。②文字盤の仕様(スティックダイヤルは相場の1.5倍から2倍前後)。③製造年ごとの仕様(トリチウム夜光の前期、王冠透かしと横穴なしの最終期は評価されやすい)。④保証書・箱・余りコマなど付属品の完備度。付属品による変動の考え方はサブマリーナデイト16610と同様で、保証書の有無が最も大きく影響します。ダンシャリ銀座は査定・送料・出張費・手数料すべて無料で対応しています。
監修:ダンシャリ銀座 買取コンシェルジュチーム(ロレックス専門査定担当)
東京都公安委員会許可(第301062008871号)取得の正規古物商。銀座を拠点に、ロレックスをはじめとする高級腕時計の買取・販売を専門に行う査定チームです。GMTマスターIIやサブマリーナといった5桁リファレンスのネオヴィンテージについては、真贋判定に加え、製造年ごとの仕様差・純正部品の維持状況・夜光の状態までを一貫した基準で評価しています。本記事の相場は、当店の買取実績と日々収集している国内外の市場データをもとに算出したものです。ロレックス全体の買取方針はロレックス買取の詳細ページもご覧ください。
お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-954-288(査定・送料・出張費・手数料すべて無料/店頭・宅配・出張の3方法に対応)
ロレックス16710の高価買取相場|2026年最新の買取レンジ
ロレックス16710の買取相場は、2026年8月時点で約140万〜220万円です。下限に近いのは黒ベゼルで付属品がなく、外装に使用感のある個体。上限に届くのは、希少仕様を備え、付属品まで揃った完品です。まずは全体像を数字で押さえておきましょう。
ベゼルカラー別の買取相場
16710には赤黒・黒・赤青の3種類のベゼルがあります。同じ状態で比べたとき、最も高く評価されるのは赤青ベゼルです。赤黒や黒と比べると、10万円前後高い水準で取引される傾向があります。
| ベゼルカラー | 通称 | 相場レンジ内での位置 | 評価の傾向 |
|---|---|---|---|
| 赤青 | ペプシ | 上位になりやすい | 1999年から追加された仕様。流通期間が短く最も人気が高い |
| 赤黒 | コーク | 中位 | 16710を象徴する配色。安定した需要がある |
| 黒 | オールブラック | 下位になりやすい | 落ち着いた印象で実用人気が高い。3色のなかでは控えめな水準 |
色による差額の目安
同じ年式・同じ状態・同じ付属品でそろえて比べたとき、赤青は赤黒・黒より10万円前後高くなる傾向があります。ただしこの差は、年式や文字盤仕様、外装コンディションによって簡単に逆転します。色だけで価格が決まるわけではないとお考えください。
上限に届く条件
表の上限に近い金額になるのは、スティックダイヤルやCal.3186を搭載した最終期の個体、あるいは保証書・箱・冊子・余りコマまで揃った完品です。逆に下限に近づくのは、付属品がなく、ベゼルの欠けや深い打痕がある個体になります。
なぜ同じ16710で80万円もの差が出るのか
16710は1990年頃から2007年頃まで、およそ18年にわたって製造されました。この長さこそが価格差の正体です。その間にロレックスは、ブレスレットの構造、夜光塗料、ベゼルの色展開、風防、ケース加工と、細かな仕様変更を重ねてきました。
そのため、1990年代前半の個体と2000年代後半の個体は、型番こそ同じでも実物はかなり違う時計になっています。買取の現場では、この違いを「どの年代の仕様か」という形で細かく評価します。だからこそ、ご自身の16710がどの年代のものかを知ることが、高価買取の第一歩になるんですね。
直近の相場動向|ネオヴィンテージ再評価という追い風
16710は生産終了から15年以上が経ちましたが、買取需要はむしろ高まっています。背景にあるのが、1990年代から2000年代のロレックスを指す「ネオヴィンテージ」という区分への注目です。
セラミックベゼルの現行モデルにはない、アルミベゼル特有の質感や軽快な装着感が再評価され、状態のよい個体は品薄になりつつあります。現行の126710BLRO(ペプシ)が高値で推移していることも、旧型である16710の相場を下支えしている要因です。
📌 まずはカンタンLINE査定。お手元の16710を撮影して送るだけで、おおよその金額をご返答します。
ロレックス16710とは|GMTマスターII「最後のアルミベゼル」
Ref.16710とは、1990年頃から2007年頃まで製造された、ロレックス GMTマスターIIの5桁リファレンスです。セラミックベゼルに切り替わる前の、アルミ製ベゼルを備えた最後の世代にあたります。まずは基本情報を整理しておきましょう。
スペックと基本データ
GMTマスターとは、2つ以上の時間帯を同時に読み取れるロレックスのプロフェッショナルウォッチです。1955年に長距離パイロット向けとして開発されました(参考:ロレックス公式サイト GMTマスターII紹介ページ)。16710はその系譜に連なるモデルです。ケース径40mm、ステンレススチール製で、24時間表示の回転ベゼルとGMT針を備えています。
| 項目 | Ref.16710の基本データ |
|---|---|
| 型番(リファレンス) | 16710 |
| モデル名 | GMTマスターII |
| 製造期間 | 1990年頃〜2007年頃 |
| ケース径・素材 | 40mm/ステンレススチール |
| ムーブメント | Cal.3185(最終期の一部にCal.3186) |
| ベゼル | アルミ製・赤黒/黒/赤青の3色 |
| 風防 | サファイアクリスタル(2003年頃から王冠の透かし入り) |
| 買取相場(2026年8月) | 約140万〜220万円(年式・仕様・付属品による) |
16700・116710LN・126710BLROとの違い
16710の前後には、混同されやすいリファレンスが並びます。査定の場でも「これは16700ですか、16710ですか」と確認することが多いので、違いを押さえておくと安心です。
| リファレンス | 製造時期 | ベゼル | 16710との主な違い |
|---|---|---|---|
| 16700 | 1988年頃〜1999年頃 | アルミ・赤青/黒 | GMTマスター(IIなし)。短針とGMT針が連動し、短針を単独で動かせない |
| 16710 | 1990年頃〜2007年頃 | アルミ・3色 | 短針を単独で動かせるGMTマスターII |
| 116710LN | 2007年頃〜2019年頃 | セラミック・黒 | ベゼルがセラクロムに。ケースがマッシブな6桁世代 |
| 126710BLRO | 2018年〜(現行) | セラミック・赤青 | Cal.3285搭載の現行モデル。買取相場は300万円超 |
16700は「GMTマスター」で、16710は「GMTマスターII」。見分けるポイントは文字盤の表記と、短針(時針)を単独で動かせるかどうかです。16700は短針とGMT針が連動するため、2つ目の時間帯はベゼルを回して読み取ります。16710は短針だけを1時間単位で動かせるので、3つの時間帯を同時に読めます。この2つは相場が異なるため、売却前に確認しておきましょう。現行モデルとの価格差についてはGMTマスターII 126710BLRO「ペプシ」買取相場の記事もあわせてご覧ください。
5桁ネオヴィンテージが再評価されている理由
16710が支持される理由は、大きく3つあります。1つ目はアルミベゼルの表情。セラミックにはない、光の当たり方で変わる柔らかな艶があります。2つ目はケースの薄さと軽さ。6桁世代よりラグが細く、腕なじみがよいと評されます。
そして3つ目が、経年変化を楽しめることです。トリチウム夜光の色づきやベゼルの退色は、同じ個体が2つとない個性になります。現行モデルにはない価値として、国内外のコレクターから支持を集めているんですね。

16710は製造年で中身が別モノ|仕様変更の年表と査定への影響
16710の買取価格は、型番ではなく製造年で決まります。約18年の生産期間のあいだに、ブレスレット・夜光塗料・ベゼルの色展開・風防・ケース加工の5点が段階的に変更されたためです。主な変更点を、査定への効き方とあわせて一覧にしました。ご自身の個体と照らし合わせてみてくださいね。
| 時期 | 変更された仕様 | 査定への影響 |
|---|---|---|
| 1995年頃 | シングルロックブレスからダブルロックブレスへ変更 | シングルロックは前期個体の証。希少性で加点余地あり |
| 1998年〜1999年 | 夜光塗料がトリチウムからスーパールミノバへ。文字盤の表記も変更 | 焼けが美しいトリチウム個体は評価が上振れすることがある |
| 1999年 | Ref.16700の生産終了にともない赤青ベゼルが加わり、3色構成に | 赤青は3色のなかで最も高値になりやすい |
| 2000年 | ブレスレットのフラッシュフィットが一体型に | 年代を特定する手がかり。装着感の評価にも影響 |
| 2003年 | 風防の6時位置に王冠の透かしが入る | 後期個体の目印。真贋確認の材料にもなる |
| 2003年 | ケースのラグ横穴が塞がれる | 穴なしは最終期の証。実用性重視の層から支持されやすい |
前期(〜1995年頃)|シングルロック+トリチウムの価値
初期の16710は、バックルがシングルロック仕様でした。1995年頃にダブルロックへ切り替わったため、シングルロックのまま残っている個体は前期の証になります。この時期の夜光はトリチウムですから、シングルロックとトリチウムがそろった個体は、ヴィンテージらしさを求める層に人気があります。
ただし前期個体は使用年数が長いぶん、外装のダメージや部品交換が進んでいることも多いものです。希少性で加点される一方、状態次第では減点も大きくなるのがこの年代の特徴といえます。
中期(1996年〜1999年頃)|夜光の切り替わりと赤青ベゼルの登場
1998年から1999年にかけて、夜光塗料がトリチウムからスーパールミノバへ変わりました。この変更は文字盤の表記にも表れており、6時位置の下を見ると判別できます。トリチウム期は「SWISS – T<25」などTの文字を含む表記、ルミノバ期は「SWISS」または「SWISS MADE」の表記です。
そして1999年、Ref.16700の生産終了にともなって赤青ベゼルが16710に加わりました。これにより赤黒・黒・赤青の3色構成となり、16710の選択肢が一気に広がったのです。赤青ベゼルの16710は1999年以降の個体にしか存在しない、という点は覚えておくとよいでしょう。
後期(2000年〜2002年頃)|一体型フラッシュフィット
2000年、ブレスレットとケースをつなぐフラッシュフィットが別体式から一体型に変わりました。見た目の印象は大きく変わりませんが、ブレスレットのガタつきが出にくくなり、装着感が向上した世代です。
この年代はトリチウム特有の焼けがなく、夜光はきれいな白のまま。実用機として気持ちよく使える個体が多いため、「ヴィンテージ感より状態を重視したい」という買い手に選ばれやすい層です。
最終期(2003年〜2007年頃)|王冠透かし・横穴なし
2003年には2つの大きな変更が重なりました。1つは風防の6時位置に入った王冠の透かし、もう1つはケースのラグ横穴が塞がれたことです。横穴がなくなったことでケースサイドがすっきりし、防水面でも安心感が増しました。
そしてこの最終期には、後述するスティックダイヤルやCal.3186といった希少仕様が現れます。16710のなかで最も高額査定が期待できるのは、この最終期の個体だとお考えください。
自分の16710はどの年代?5分でできるセルフ判定フロー
ご自身の16710がどの年代かは、シリアルナンバー・ラグの横穴・風防の王冠透かし・バックルのロック数、この4点を見れば5分ほどで絞り込めます。年表を見ても「結局うちの1本はどれ?」となりますよね。ここでは、時計を手に取ったまま確認できる手順をご紹介します。ルーペがあると確実ですが、スマートフォンのカメラで拡大撮影しても判別できますよ。
STEP 1:シリアルナンバーで年式を絞る(所要2分)
ブレスレットを外し、6時位置のラグの間を見てください。アルファベット1文字と6桁の数字が刻印されています。この先頭のアルファベットが製造年の目安です。買取の現場では「P番」「M番」のように呼びます。
STEP 2:ケースと風防を見る(所要1分)
ケース側面のラグに小さな穴が空いているかを確認します。穴があれば2003年より前、なければ2003年以降です。次に風防の6時位置を光にかざし、極小の王冠マークが透けて見えるかを確認します。見えれば2003年以降の個体です。
STEP 3:ブレスレットと文字盤を見る(所要2分)
バックルを開き、ロックが1箇所か2箇所かを確認します。1箇所なら1995年頃より前の前期個体です。最後に文字盤6時位置の下の表記を見て、Tの文字を含んでいればトリチウム、SWISS MADEのみならルミノバと判断できます。
シリアル記号と製造年の早見表
16710の製造期間に該当するシリアル記号を一覧にしました。年式はあくまで目安です。切り替え時期の個体は前後する場合がありますので、必ずSTEP 2・STEP 3の仕様と照らし合わせて判断してください。
| シリアル記号 | 製造年の目安 | 想定される仕様 |
|---|---|---|
| E番・X番 | 1990年〜1991年頃 | シングルロック/トリチウム/横穴あり |
| N番・C番 | 1991年〜1992年頃 | シングルロック/トリチウム/横穴あり |
| S番・W番 | 1993年〜1996年頃 | ダブルロックへ移行/トリチウム/横穴あり |
| T番・U番 | 1996年〜1998年頃 | ダブルロック/夜光の切り替え期 |
| A番・P番 | 1999年〜2000年頃 | ルミノバ/赤青ベゼル登場/一体型フラッシュフィットへ |
| K番・Y番 | 2001年〜2002年頃 | ルミノバ/一体型/横穴あり |
| F番・D番 | 2003年〜2005年頃 | 王冠透かし/横穴なし |
| Z番・M番 | 2006年〜2007年頃 | 最終期。スティックダイヤル・Cal.3186の可能性あり |
判定に迷ったときは
シリアルが摩耗して読み取りにくい、仕様の組み合わせが表と合わない、といったケースもあります。年式をまたぐ端境期の個体や、過去の修理で部品が入れ替わっている場合です。無理に断定せず、査定でご確認いただくのが確実ですよ。
📌 写真を送るだけで、年代の判定と概算査定をまとめてご返答します。
ロレックス16710が高価買取になるレア個体3パターン
16710には、相場を大きく超える評価を受ける個体が存在します。ご自身の1本が該当していないか、ぜひ確認してみてください。気づかないまま通常個体として売却してしまうのは、あまりにもったいないですから。
スティックダイヤル|「II」の横棒がない希少仕様
スティックダイヤルとは、文字盤の「GMT-MASTER II」の「II」に上下の横棒がなく、細い棒が2本並んで見える仕様です。通常はローマ数字らしく上下に短い横棒が付きますが、2005年頃から2007年頃の一部だけ、この横棒のない文字盤が使われました。
生産当時はとくに珍しがられなかった仕様です。ところが生産終了後にコレクターの評価が高まり、市場では通常個体の1.5倍から2倍前後で取引されるようになりました。とくに赤青ベゼルとの組み合わせは人気が高く、査定でも大きな加点材料になります。
最終期のCal.3186搭載個体
16710のムーブメントは基本的にCal.3185ですが、生産末期のごく一部にCal.3186が搭載されました。後継の116710LN用に用意されたムーブメントが、Cal.3185の在庫不足を補う形で使われたと言われています。
Cal.3186搭載個体も、スティックダイヤルと同様に相場の2倍前後で評価されることがあります。ただし外観からの判別はできず、裏蓋を開ける必要があります。D番・Z番・M番といった最終期のシリアルに該当する場合は、査定時にお申し出ください。
トリチウム焼け(パティナ)のある個体
1998年から1999年頃までの16710に使われたトリチウム夜光は、経年でクリーム色や淡い黄色へと変化します。これはパティナと呼ばれる経年変化で、二度と同じものが作れない個性として、市場では魅力のひとつと受け止められています。
実際、トリチウム夜光とシングルロックブレスがそろった前期個体は、同じ型番のより新しい個体を上回る価格で取引されることがあります。経年変化が価値になりうるという点は、アルミベゼル世代ならではの特徴といえるでしょう。
ただし、パティナの評価は一律ではありません。色の出方、針とインデックスの風合いがそろっているか、夜光の欠けや変質がないかによって見方が変わります。写真では判断が難しい部分ですので、実物を拝見したうえでご説明します。
やってはいけないこと
焼けを落とそうとしてクリーナーを使ったり、夜光を塗り直したりすると、その時点で純正の状態が失われます。パティナは手を加えずそのままお持ちください。
ロレックス16710を高く売る査定ポイント|付属品・状態・修理歴
16710の査定額を左右するのは、①付属品の完備状況、②外装コンディション、③修理歴と社外パーツの有無、④売る前の扱い方、この4点です。年式と希少仕様を確認したら、次は誰にでも当てはまるこの4つを押さえてください。ここを押さえるだけで、査定額が数十万円変わることも珍しくありません。
① 保証書・箱・余りコマの完備状況
付属品による変動の考え方は、同世代のサブマリーナデイト16610と同様です。影響が最も大きいのが保証書(ギャランティ)で、次いで純正ボックス、冊子、余りコマの順に査定へ反映されます。
同世代のサブマリーナデイト16610では、保証書が欠品している場合、フルセットの相場からおよそ10〜20%の減額となります。16710も同じ考え方です。
16710は製造終了から年数が経っているぶん、当時の紙の保証書や箱の現存率が下がっています。つまり揃っている個体そのものが希少ということですね。押し入れや金庫に眠っていないか、査定前に一度探してみてください。
| 付属品 | 査定への影響 | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|
| 保証書(ギャランティ) | 影響が最も大きい | 型番とシリアルが本体と一致しているか |
| 純正ボックス・外箱 | 影響がある | 内枕・外箱がそろっているか |
| 冊子・タグ・カード類 | 影響がある | 当時のものは希少で加点されやすい |
| 余りコマ | 影響がある | 純正か、本数はいくつあるか |
② 外装コンディション|ベゼル退色・打痕・過度な研磨
アルミベゼルは、使用環境によって色が抜けていきます。全体が均一に褪せた個体はヴィンテージの表情として評価される一方、ベゼルインサートの欠けや剥離、深い打痕は減点幅が大きくなります。
意外に見落とされがちなのが、過去の研磨です。何度も磨かれた個体はケースのエッジが丸くなり、ラグの厚みも痩せてしまいます。ロレックスの査定では「磨かれすぎていない」ことが評価されるのだと覚えておいてください。
③ 修理歴と社外パーツ|5桁ならではの落とし穴
16710のような5桁モデルでは、純正部品の入手が年々難しくなっています。そのため市場には、社外のベゼルインサート、再塗装(リダン)された文字盤、非純正の針やコマが混ざった個体が流通しています。
こうした社外部品への交換は、たとえ見た目がきれいでも減額の対象です。逆に、日本ロレックスのオーバーホール記録や国際サービス保証書が残っている個体は加点材料になります。修理明細が手元にあれば、査定時にあわせてご提示ください。
④ 売る前にやってはいけない3つのこと
よかれと思って行った準備が、かえって査定額を下げてしまうことがあります。ご相談の多い3つを挙げておきますね。
- 自分で磨かない|研磨剤入りのクロスはヘアラインを消し、エッジを削ってしまいます。乾いた柔らかい布で埃を払う程度にとどめてください。
- ベゼルや針を勝手に交換しない|きれいな社外品に替えるより、傷んだ純正のままの方が高く評価されます。
- 外した部品を処分しない|余りコマ、交換前の純正部品、古い保証書やタグは、すべて査定の対象になります。
オーバーホールは必要?
売却のためだけに受ける必要はありません。16710のオーバーホールは9万円前後からかかることが多く、査定の上乗せ分が費用を上回らないケースが少なくないためです。動作に不安があっても、そのままお持ちいただいて大丈夫ですよ。

銀座でロレックス16710を高く売るには|売り方とタイミング
16710のようなネオヴィンテージは、年式ごとの仕様を評価できる鑑定士がいるかどうかで金額が変わります。銀座には高級時計の専門店と国内外の販路が集まっているため、希少な仕様を価格に反映しやすい環境があります。最後に、どこで、どう売るかを整理しました。
銀座はネオヴィンテージの販路が集まる街
銀座には高級時計を扱う店舗が集中し、国内外の買い手とつながる流通が日常的に動いています。16710のように「年式と仕様で価値が分かれる時計」は、需要のある売り先を持つ店ほど高い金額を提示できます。
スティックダイヤルやトリチウムのパティナといった希少性は、それを求める買い手に届いて初めて価格になります。売り先の幅がそのまま査定額に表れる、と考えていただくとわかりやすいですね。銀座で売る利点はロレックス銀座買取のガイド記事でも詳しくまとめています。
店頭・宅配・出張の選び方
ダンシャリ銀座では3つの買取方法をご用意しています。いずれも査定費・送料・出張費・手数料は一切無料です。
| 買取方法 | 向いている方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | その場で説明を聞きたい方 | 鑑定士が目の前で査定。年式や仕様の根拠をお伝えできます |
| 宅配買取 | 遠方にお住まいの方 | 全国対応。梱包資材のご用意から承ります |
| 出張買取 | 複数点をまとめて手放したい方 | ご自宅で完結。遺品整理や引越しのタイミングにも |
査定前チェックリスト
ご相談の前に、次の項目を確認しておくと話が早く進みます。
- ベゼルの色(赤青・赤黒・黒のどれか)
- ラグの横穴の有無と、風防6時位置の王冠透かしの有無
- バックルのロックが1箇所か2箇所か
- 文字盤6時位置下の表記(Tを含むか、SWISS MADEのみか)
- 文字盤の「II」に横棒があるか(スティックダイヤルの判定)
- 保証書・箱・冊子・余りコマの有無
- 過去の修理歴やオーバーホールの記録
ダンシャリ銀座が16710を高く買い取れる理由
当店では、自社メンテナンス体制を持ち、国内外の複数の販売ルートから最適な売却先を選定しています。仕入れた個体を自社で仕上げられるため、多少の使用感がある個体でもその分を過度に差し引く必要がありません。
他店より1円でも高い買取価格をお出しすることを方針としており、他社の査定額をお持ちいただければ、そのうえで検討させていただきます。破損した状態の品や、動かなくなってしまった時計もご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. ロレックス16710の買取相場はいくらですか?
2026年8月時点の買取相場は、おおむね140万〜220万円が目安です。下限に近いのは黒ベゼルで付属品がなく、外装に使用感がある個体。上限の200万円台に届くのは、スティックダイヤルやCal.3186を搭載した最終期の希少個体、または赤青ベゼルで保証書・箱・余りコマまで揃った完品です。同じ16710でも製造年・ベゼル色・文字盤仕様によって80万円ほどの差が生まれるため、まずはご自身の個体がどの年代の仕様かを確認することをおすすめします。
Q. 保証書や箱がなくてもロレックス16710は売れますか?
はい、付属品がなくても買取は可能です。ただし16710は製造終了から年数が経っており、当時の保証書や純正ボックスの現存率が下がっているぶん、揃っている個体の希少性が高まっています。付属品の欠品による減額幅の考え方はサブマリーナデイト16610と同様で、保証書の有無が最も大きく影響し、次いで箱・冊子・余りコマの順に査定へ反映されます。本体に刻印されたリファレンスとシリアルから年式と仕様を確認できますので、付属品がない場合もまずはご相談ください。
Q. スティックダイヤルかどうかはどこで見分けられますか?
文字盤に書かれた「GMT-MASTER II」の「II」の部分を見てください。通常の個体はローマ数字の上下に短い横棒が付きますが、スティックダイヤルはこの横棒がなく、細い棒が2本並んでいるように見えます。2005年頃から2007年頃の最終期に一部だけ存在した仕様で、生産終了後にコレクターの評価が高まりました。市場では通常の個体の1.5倍から2倍前後で取引されることがあり、買取査定でも大きな加点材料になります。ルーペや拡大写真で確認するとわかりやすいです。
Q. 赤青(ペプシ)と赤黒(コーク)ではどちらが高く売れますか?
同じ条件であれば、一般に赤青ベゼル(ペプシ)が最も高く評価されます。赤黒ベゼル(コーク)や黒ベゼルと比べて10万円前後高い水準で取引される傾向があります。16710の赤青ベゼルは1999年にRef.16700の生産終了にともなって加わった仕様で、赤青を備えた5桁GMTマスターIIとしては流通期間が短めです。現行の126710BLROが人気を集めていることも、旧型ペプシの評価を下支えしています。ただしベゼルの状態や文字盤仕様によって順位が入れ替わることもあります。
Q. トリチウムの焼けや傷があっても買い取ってもらえますか?
はい、買取できます。1998年から1999年頃までの個体に使われたトリチウム夜光は、経年でクリーム色や淡い黄色に変化します。これはパティナと呼ばれる経年変化で、市場では個性として受け止められており、トリチウム夜光とシングルロックブレスがそろった前期個体が、より新しい個体を上回る価格で取引されることもあります。ただし評価は一律ではなく、色の出方や夜光の状態によって見方が変わります。写真では判断が難しい部分ですので、実物を拝見したうえでご説明します。焼けを自分で落とそうとすると価値を損ねますので、そのままの状態でお持ちください。
Q. オーバーホールしてから売った方が高くなりますか?
売却のためだけにオーバーホールを受ける必要はありません。ロレックス16710のオーバーホール費用は9万円前後からかかることが多く、査定額の上乗せ分が費用を上回らないケースが少なくないためです。ただし、すでにメンテナンス済みで日本ロレックスの国際サービス保証書などの記録が残っている場合は、査定の加点材料になりますので必ずご提示ください。逆に、社外部品への交換をともなう修理は減額につながることがありますので、迷ったときは査定前にご相談ください。
お客様の声
📍 東京都 T様(50代・男性)
当店に買取を決めた理由
父から譲り受けた16710を数店で査定してもらったのですが、どこも「5桁のGMT」とひとくくりの説明でした。ダンシャリ銀座さんだけが横穴と風防の王冠を確認して、年式と仕様を根拠に金額を説明してくださったので、納得して任せられました。ご感想・ご要望
保証書は見つからなかったのですが、余りコマと古いタグが残っていたのが良かったようです。捨てずに取っておいて本当によかったと思いました。
📍 神奈川県 K様(40代・男性)
当店に買取を決めた理由
文字盤の「II」が他と違うと指摘され、スティックダイヤルだと初めて知りました。自分では気づかないまま売ってしまうところだったので、そこを見てもらえたのが決め手です。ご感想・ご要望
宅配買取をお願いしましたが、梱包材まで送っていただけて手間がありませんでした。金額の内訳も書面でいただけて安心でした。
まとめ:16710は「製造年」と「付属品」で買取価格が決まる
この記事でお伝えしたポイントをまとめます。
ロレックス16710を高価買取につなげる5つのポイント
- 買取相場は約140万〜220万円 同じ型番でも、製造年・ベゼル色・文字盤仕様によって80万円ほどの差が生まれます。
- ベゼルは赤青が最も高い 赤黒・黒と比べて10万円前後高い傾向にあります。赤青は1999年以降の個体にのみ存在します。
- 年代は横穴・王冠透かし・バックルで判別できる ラグ横穴なしと風防の王冠透かしは2003年以降、シングルロックは1995年頃より前の証です。
- スティックダイヤルとCal.3186は別格 最終期の希少仕様で、相場の1.5倍から2倍前後の評価になることがあります。
- 売る前に磨かない・交換しない・捨てない 純正のままの状態と、残っている付属品がそのまま査定額になります。
16710は、生産終了から時間が経つほどに評価を高めてきたモデルです。タンスの中で眠らせておくよりも、状態の良いうちに次の持ち主へ渡す方が、時計にとっても幸せなのかもしれません。
ダンシャリ銀座では、査定費・送料・出張費・手数料は一切無料です。「まずはいくらになるか知りたい」という段階からでも、お気軽にご相談くださいね。
この記事について
執筆・監修:ダンシャリ銀座 買取コンシェルジュチーム(ロレックス専門査定担当)
公開日:2026年8月2日/最終更新日:2026年8月2日
店舗:ダンシャリ銀座(東京都中央区銀座)
古物商許可:東京都公安委員会許可 第301062008871号
お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-954-288(査定・送料・出張費・手数料すべて無料)
