タグホイヤーのモデル別買取相場とさらに高く売るためのコツ

タグホイヤーとは

歴史

タグホイヤーは1860年に創業者エドワーソ・ホイヤー氏によって設立された時計メーカーです。当時の社名は「エドワーソ・ホイヤー・ウォッチ」と言い、創業者のフルネームを冠していました。

1887年、タグホイヤーは「振動ピニオン」を発明し、特許を取得します。この振動ピニオンは大変優れた部品で、当時のクロノグラフ界に激震を与えました。現在でもキャリバー1887などに採用されています。

その後1916年には世界初となる1/100万秒単位で計測できる機械式ストップウォッチ「マイクログラフ」を発表。スポーツ界にもその名を轟かせ、オリンピックの公式時計も担当するようになりました。

その勢いはトドもあるところを知らず、革新的な作品を数々生み出し、1962年にはタグホイヤーのストップウォッチがスイスの時計メーカーとして初めて宇宙へ飛び立ちました。翌年の1963年には大ヒットとなったカレラを発表。その後も革新的な時計を発表し続け、2010年に150周年を迎えました。現在も確かな品質と男心をくすぐるデザインで世界を魅了し続けています。

魅力

タグホイヤーの最大の魅力は何と言ってもその機能性とデザイン性にあります。オリンピックやF1界など様々なスポーツにおいて使用されてきた敬意を持つタグホイヤーは、その驚くべき耐久性・機能性を発揮し、限界に挑戦し続けるアスリート達をサポートしてきました。その素晴らしい機能美と共に、スポーツにとどまらずビジネスシーンやカジュアルシーンにもマッチするデザイン性は、世の男達をますますスタイリッシュでクールにさせてくれます。

またリーズナブルな価格帯から揃っていることも魅力の一つです。社会人になりたての若手でも手がとどく高級時計として年代を問わず愛されています。

タグホイヤーのモデル別買取相場

高額買取が期待できるモデルは機械式メンズモデルであり、基本的に新しければ新しいほど買取査定は高くなると考えておきましょう。残念ながらアンティークモデルはそれほど高値では売れません。

一方で、人気のカレラの買取価格は通常価格の60％を超えることもあります。

カレラ

• 買取相場

13-35万円前後  (トゥールビヨンなど50万円を超えるモデルもあります。）

• カレラとは

タグホイヤーの顔とも言える代表的なモデルがカレラです。

カレラの着想の元となったのは、アメリカ～メキシコ間を走りきる伝説的なモーターレース“カレラ・バン・アメリカーナ・メキシコ”。当時、塗装状態が劣悪であったメキシコの地を５日間かけて走破する言葉通り命がけの過酷なレースの中でも「視認性と機能性を損なわない腕時計」として開発されました。
その性能は世界中のドライバーから大絶賛されるほど。今でもカレラシリーズはスポーティなデザインと抜群の耐久性で男性を中心に愛され続けています。

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フォーミュラ1

• 買取相場

～15万円前後  (ダイヤモンドなどで装飾されたモデルが高額帯のモデルになります）

• フォーミュラ1とは

タグホイヤーはF１チームのスポンサーをしていたこともあり、「タグホイヤーといえばF１」と答える方も多いのではないでしょうか。フォーミュラ1と深いかかわりのある人物が「アイルトン・セナ」。彼は実況の古舘伊知郎氏に「音速の貴公子」と言わしめたF1界の天才です。
3度のF1世界選手権優勝、ポールポジションを65回獲得、グランプリでの通算41勝など偉大な記録を持ち、いまもなお語り継がれる彼に、タグホイヤーは畏敬の念を込めてフォーミュラ1の「セナ」シリーズとして、オマージュモデルを作り続けています。

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モナコ

• 買取相場

13-50万円前後　（定価140万円前後のモデルでお買取価格が50万円前後になります）

• モナコとは

F1レースのひとつである「モナコGP」のオマージュとしてモナコが誕生しました。モナコは「世界初のスクエア型防水時計」「世界初のクロノグラフ自動巻機構搭載時計」でした。時計にかかる水圧は丸型よりスクエア型の方がかかりやすく潰れやすいので、スクエア型の防水時計は当時の業界に衝撃を与えました。
モナコが世界中に知れ渡ったのは1971年。同年公開の映画「栄光のル・マン」の中でスティーブ・マックイーンの腕で輝いていたことから、知名度が一気に上がりました。

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アクアレーサー

• 買取相場

10～20万円前後　（アクアレーサー キャリバー5など中古価格が定価を超えるモデルもあります）

• アクアレーサーとは

タグホイヤー唯一のダイバーズウォッチがアクアレーサーです。300mの防水機能を有し、かつ洗練されたデザインでプロのダイバーの腕をオシャレに見せてくれます。ダイバーズウォッチといえば「大きい・分厚い・ゴツい」というイメージだったものが、このアクアレーサーの発表によりその見方は大きく変えられました。
そのデザイン性からダイバーに限らず、ビジネスシーンやカジュアルスタイルもカバーしてくれる腕時計です。

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リンク

• 買取相場

～15万円前後　（ケースサイズ40mmほどでクロノグラフ機能を備えたモデルが高額帯になります）

• リンクとは

リンクはタグホイヤーのイメージであるスポーツウオッチやクラシックウォッチではありません。大人の男をエレガントに魅せてくれる美しい時計です。
1987年に発表された【S/el】（スポーツとエレガンス）シリーズの後継にあたります。リンクのS時ブレスレットは人間工学に基づいて設計されており、装着時の快適さは最高です。

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さらに高く買い取ってもらうためのコツ

付属品を全て揃える

購入当時の付属品をできる限り揃えてください。付属品の有無で1万円以上査定額が変わってしまうこともあります。

主な付属品は以下のとおりです。

• 外箱や内箱
• 保証書カード（型番、製造番号、購入店、購入日が記載されています）
• クロノメーター証
• 取扱説明書
• 冊子ケース
• クロス（ついていない場合もあります）

未開封品は開けずにそのまま持ち込む

開けたくなる気持ちをぐっとこらえて未開封のまま査定に出しましょう。開封前と後では査定額が月とスッポンほどに違いが出てしまいます。

ダイヤ入りモデルは保証書を！

ダイヤ入りモデルを売却する際は保証書を忘れずに査定に出しましょう。ダイヤモンドはその真偽や価値の査定が非常に難しいと言われています。そのため、時計に付随するダイヤモンドの価値をしっかりと記載してくれている保証書があれば、買取店舗も適正価格での査定ができるのです。保証書をなくしてしまった場合でも、正規の修理依頼書があれば正規ダイヤとして認めてもらえます。見積もりだけでも良いので、一度正規店に修理の依頼をしてみましょう。

動かなくても有料修理には出さない

購入時から２年間の国際保証、タグホイヤー購入者限定クラブ「エドワードクラブ」に入会するとさらに２年間の保証延長がつき、最長４年間の保証が受けられます。この期間内であれば修理は無償ですので、動かなくなってしまった場合は早めに修理に出しましょう。しかし保証期間を過ぎた後に有料の修理を施すのはいささかおすすめできません。修理代が査定額を上回ってしまう恐れがあるからです。

タグホイヤーは壊れていたり、キズがあっても買い取ってくれる場合がほとんどです。有料修理はせずに査定に出しましょう。

査定前の最後の仕上げ！タグホイヤーのクリーニング方法

査定前に家でできるお手入れをしておきましょう。誰だってキレイなアイテムの方が買いたくなるものです。見た目がキレイになれば査定額が変わる可能性が高いです。
査定の際に簡単に落ちない汚れが付着している場合、査定するスタッフはキズか汚れなのかを見極めることが難しくなりますので、「もしかしたらキズかもしれない」という可能性を含めての査定金額になりますので、汚れは綺麗に落として査定したほうがいい結果になる確率は高くなります。

防水性の時計

リューズをしっかりケースに押し込み、石けん水を染み込ませた柔らかいブラシを使って優しく汚れを落としてください。

防水性か判断がつかない時計

水を使わずに、柔らかいブラシや布やティッシュなどで汚れを落としてください。

タグホイヤー公式サイトより引用

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