SUBMARINER
COLLECTION
1953年登場のサブマリーナ、回転ベゼルを搭載した世界初のダイバーズウォッチとして発表された。高い防水性能を備え、耐久性、精度も年々強化されていくことになる。多くのリファレンスが存在するモデルであり、ファーストモデルと同時期により高い防水性能を備えたモデルの展開がされていたりする。ダイバーズウォッチのパイオニアであり、スポロレの礎となったサブマリーナは現在も多くの人に愛されている。
Ref.1680 Ref.16800 Ref.168000
1965年頃から1980年まで製造されていた第5世代のサブ。Ref.1680は、初のデイト表記を搭載したサブマリーナ、通称『赤サブ』と呼ばれている一部モデルがこのリファレンス。特徴的な煙突風防はRef.1680の特徴とも言えるだろう。その後モデルチェンジを遂げてRef.16800、Ref.168000と進化を遂げ、プラスチック製の風防からサファイアクリスタルに変更され、キャリバーも進化していく。ほぼ現行モデルと相違ないデザインが完成した。
Ref.5512 Ref.5513
1959年頃~1985年頃まで生産されていた第4世代のサブマリーナ。現在アンティークサブマリーナで最も人気のあるモデル達だろう。サブマリーナ史上初のリューズガードを搭載したモデルがRef.5512だ。そしてトリプルロックのねじ込み式リューズを搭載、押し回し式の回転ベゼルを採用した。Ref.5513はその廉価版的な位置づけにあたる。ノンクロノメーター仕様だったが、25年間ほど製造されていたロングセラー、人気は前期縁無し。
Ref.5508 Ref.5510
1956年~1965年頃に製造されていた第3世代のサブマリーナ。Ref.5508はサブマリーナ最後の100m防水モデル。当時の廉価版的存在だった。ノンクロノメーター仕様のCal.1530を搭載し、中には赤サブも存在する。Ref.5510に関しては生産期間がわずか2年の希少モデル。デカリューズ仕様の200m防水表記だ。ジェームズ・ボンドが着用したモデルの有力候補となっているが、確証はないままである。
Ref.6538 Ref.6536
1956年~1964年頃に製造されていた第2世代にあたるモデル。世界初の全回転で両方向巻上げ式の自動巻きクロノメーター仕様ムーブメントでCal.1030を搭載した、さらに完成度を高めたサブマリーナだ。Ref.6538は200m防水、Ref.6536は前者の廉価版の位置づけになるが、同じCAL.1030でノンクロノメーター、防水は100m仕様。ハンドはともにメルセデス型になり、現在に届くまでのデザインがここで完成されていることになる。
Ref.6204 Ref.6205 Ref.6200
1953年~1957年頃に製造されていた第1世代と呼ばれるリファレンス、ロレックス初のダイバーズモデルのサブマリーナ。自動巻きCal .A260搭載し100m防水を備え、高い完成度で登場した初代モデルたちは現在もプレミアム価格で取引されている。正式にカタログに採用されたRef.6204が初代とされている。ペンシルハンドや秒針の先端のドットやサークルラインはこの年代の特徴だ。
SUBMARINER
DETAIL
Ref.5512.5513 ポインテッドリューズガード
シャープな形状、先端が尖ったリューズガード。Ref.5512.5513 メーターファースト
フィート表記より前にメートル表記がある。Ref.5512.5513 ミラーダイヤル
1016や1675同様、艶のあるゴールドレターダイヤル。Ref.1680 赤サブ
SUBMARINER表記の赤い初期モデルRef.1680 白サブ
SUBMARINER表記の白い玉数の多いモデル。