ロレックス 買取実績
ロレックス デイトジャスト 16234をお買取りしました！

このモデルは1980年代後半から2000年代初頭にかけて長く生産されていた人気のリファレンスで、現在も安定した需要を誇る定番モデルのひとつです。ステンレススチールとホワイトゴールドのコンビ仕様で、クラシックかつ上品な印象を持つ時計として幅広い層に支持されています。今回のお品も日常的にご使用されていたとのことでしたが、動作は良好で全体的に丁寧に扱われていたことが伺える個体でした。

このモデルの買取相場は、おおよそ50万円〜85万円前後と幅広く、年式・状態・文字盤の種類・付属品の有無などによって大きく変動します。たとえば、箱・保証書付きのフルセットで状態の良い個体であれば80万円を超える査定になることもありますし、逆にブレスレットの垂れやガラスチップ、針焼け、リューズ不良などが見られる個体では50万円前後に落ち着くケースもあります。

今回お持ち込みいただいた時計は多少の使用感はあったものの、風防やベゼルに目立つ傷はなく、リューズ操作やデイト機能もスムーズ。ブレスレットの垂れも最小限に抑えられており、非常にバランスの良い状態でした。ロレックスはメンテナンス履歴があるかどうかも重要な査定ポイントで、定期的なオーバーホールをされている個体は評価が高くなりやすいです。

また、デイトジャスト16234は現在でも中古市場で非常に人気があり、特にアジア圏のバイヤーからの需要が強いモデルです。日本で大切に使われた個体は状態が良いことが多く、海外からの評価も高い傾向があります。そのため、国内外のバイヤーが競り合う形で査定金額が上がるケースも珍しくありません。当店でも常に複数のバイヤーが16234を探しており、タイミングによっては高額査定に繋がることもあります。

このモデルの特徴として、経年によって文字盤に焼けが出たり、針の夜光が変色したりすることがあります。これを「劣化」と捉える方もいらっしゃいますが、ヴィンテージ愛好家の間では「エイジング」として評価される場合もあります。特に自然なヤケが出ている個体は「味がある」として高く評価されることもあり、状態だけでなく全体の雰囲気やバランスも重要な査定要素となります。

デイトジャストは“ロレックスの顔”とも言えるモデルで、シンプルながらも完成度が高く、ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍します。その普遍的なデザインと信頼性の高さから、何年経っても価値が落ちにくく、まさに“資産としての時計”と呼べる存在です。

現在ロレックス市場は引き続き高水準を維持しており、特に状態の良い旧モデルは国内外で再注目されています。16234もそのひとつであり、「現行よりもロレックスらしい」とおっしゃる方も多く、今後も安定した需要が見込まれるモデルです。

今回のように、長年愛用されたロレックスでも、しっかりとメンテナンスされていれば高額査定が期待できます。ブレスのたるみや文字盤の変色があっても、モデルの人気や付属品の有無によっては驚くほどの金額がつくこともあります。査定をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。ロレックス専門の査定士が、最新相場をもとに丁寧にご案内いたします！