2024年4月26日
2024年4月27日

金を売る時の注意点を分かりやすく解説！売却前にやるべき6つのこと

「金を売る時の注意点はある？」「金を売るならどこがいい？」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
金の価値を最大限に引き出し、適切な価格で売るためには、売却前にやるべきことがいくつかあります。

この記事では、金を売る時の注意点、押さえておくべき重要なポイントを分かりやすく解説します。

金を売る時の注意点6つ！売却前にチェックしよう

金の売却を成功させるには、事前の準備が不可欠です。
まずは、金を売る時の注意点として、売却前のチェックポイントを6つ紹介します。

1. 金の市場価格・相場を調べる

金の市場価格や買取相場を調べると、金を売るベストなタイミングを予測しやすくなります。

例えば、通貨価値が下落している時や株式市場が揺れている時、不安定な経済情勢の時などは、投資家が安全資産として金に目を向けるため、価格が上昇しやすい傾向にあります。
インフレや金利の低下が見込まれる時も、金の需要が上がり、結果として価格が上がる可能性があるでしょう。

一方で、経済が安定している時や株式市場が堅調な時は、金価格が下落する傾向にあるため、注意が必要です。

金の市場価格を知るには、インターネットを活用しましょう。
金の販売・買取業者のWebサイトを見ると、日々更新される金価格を確認できます。
一般的には、田中貴金属工業の金価格推移を参考にされる方が多いようです。

また、金の価格変動には、世界的な経済状況、通貨価値の変動、金利の動きなど、さまざまな要因があります。
金融・経済のニュースにも注意深く目を向けることをおすすめします。

2. 金の純度・重量を確認する

金の売却価格には、純度と重量が大きく影響します。
金の純度は、金の含有量を示す指標のことで、一般的には「カラット」や「割合（パーセント）」で金の品位を表現します。

以下は、金の純度の一覧です。

金の純度	金の含有割合
K24（24金）	99.99％～100％
K22（22金）	91.6％～91.7％
K18（18金）	75％（+混合物25％）
K14（14金）	58.5％（+混合物41.5％）
K10（10金）	42％（+混合物58％）

K24（24カラット）が純金を意味し、K18（18カラット）は金が75%含まれていることを示します。
純度が高ければ高いほど、金の価値は高くなるのです。

金の重量は、市販のはかりやデジタルスケールを使って自分でも測定できますが、専門業者による正確な測定も合わせて行われるのが一般的です。

金の純度と重量を事前に把握することで、売却価格を妥当に見積もることができ、査定時のトラブル回避につながるでしょう。

3. 金をどこに売るのか比較・検討する

金を高く売るために重要なポイントの一つが、売却先の選定です。
適切な買取業者を選ぶことが、売却取引の満足度向上につながります。

買取業者を選ぶときは、以下のポイントに着目しましょう。

・金買取の実績
・口コミや評判
・査定方法と費用
・査定価格の透明性
・買取方法
・カスタマーサポート
・アフターフォロー
・プライバシー保護　など

長年の実績、顧客の口コミや評判はもちろん、査定・買取方法や手数料の有無、返金ポリシーなども確認しておくと安心です。

東京・銀座にある「Dan-Sha-Ri」は、貴金属から各種ブランド品、ダイヤモンドなどの宝石類、骨董品関連まで、幅広く手がける買取店です。
金・ゴールドからプラチナ・銀製品など、貴金属類の高価買取を行っています。

店舗は銀座駅徒歩すぐの好立地にあり、店頭買取ならばその場で査定・買取価格を確認した後、すぐに現金化も可能です。

LINE査定やメール査定、遠方の方には宅配買取や出張買取も行っており、全国どこからでも金の売却ができるため、金をできるだけ高く売りたい方はぜひお気軽にご利用ください。

4. 金を売る時の手数料・税金を把握する

金を売る時の手数料としては、以下のようなものが挙げられます。

・出張費（※出張買取の場合）
・配送料（※宅配買取の場合）
・査定手数料
・買取手数料
・振込手数料　など

手数料の金額は、受け取る売却金額に大きな影響を与えます。
どんな手数料がかかるのか、手数料がいくらなのかは買取業者によって異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

金の売却にかかる税金にも注意が必要です。
個人が金を売って50万円以上の利益を得た場合、所得税法上の「譲渡所得」となり、売却益に応じて所得税や住民税が課されます。
個人が継続的に金の売買で利益を得ている場合は「雑所得」、事業として金の売買をしている場合は「事業所得」が課されるでしょう。

所得の区分によって税率が異なり、金額や頻度によっては大きな負担となる可能性もあるため注意したいポイントです。

5. 金の売却に必要な書類を用意する

金を売る際、ほとんどの買取業者では「本人確認書類」の提示を求められます。
運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカードなど、写真付きの公的身分証明書を用意するのが一般的です。

また、売却する金がアンティークや高価なデザインジュエリーである場合、鑑定証明書を準備すると評価がスムーズになる場合があります。
鑑定書を用意しておくと、金の真正性や価値を証明し、適正な評価額を引き出すことが期待できるでしょう。

6. 売れる金・売れにくい金について把握する

金の売却を検討するにあたっては、「高く売れやすい金」と「売れにくい金」の違いを把握しておきましょう。

例えば、以下のような金製品は高く売れる可能性があります。

・K24・インゴット
・金貨・コイン
・金のアクセサリー
・金の仏像
・金の大判・小判　など

売れやすい金としては、純度が高い金、すなわちK24（24金）やK22（22金）、K18（18金）などの高品位金が挙げられます。
これらは金の含有量が多く、市場価値が高いため、買取業者からも高価買取が期待できるでしょう。
また、金のブランドジュエリーはそのブランド価値に加えて、デザイン性も評価されやすく、市場での需要が比較的高い傾向にあります。

一方で、売れにくい金にもいくつかの特徴があります。

・金メッキ製品
・K9（9金）以下

純金の含有量が少ない金メッキやK9（9金）以下の製品は、金そのものの価値が非常に低いため、買取不可となる場合があります。

その他、「破損した金製品」や「古くて流行遅れのデザインジュエリー」「知名度の低いブランドのアクセサリー」なども売れにくい傾向にありますが、Dan-Sha-Riならすべて買取可能です。
表面が大きく傷ついていたり、加工が複雑で純金を取り出すのが難しい場合も、Dan-Sha-Riでは買取可能なケースが多いため、ぜひ一度ご相談ください。

金を売る時の流れ

金を売る時の注意点を理解したら、次は一般的な売却の流れを把握しておきましょう。

買取方法を選択する（店頭・宅配・出張）

金の買取方法としては、主に「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の3つがあります。

買取方法	概要
店頭買取	買取店に直接金製品を持ち込む方法
宅配買取	自宅から金製品を配送する方法
出張買取	買取業者が自宅や指定の場所に訪問する方法