エルメス最高級バッグ・ヒマラヤバーキンの魅力♡

エルメスといえばバーキンが有名ですが、そんなバーキンの中でも最高峰と名高いのがヒマラヤバーキンです。

今回は幻とも言われるヒマラヤバーキンについてご紹介いたします。

• ヒマラヤバーキンはどんなバッグ？

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• 入手困難な幻のバーキン

バーキンですら購入するのが困難なのに、ヒマラヤバーキンともなるとどのくらい入手しづらいものなのでしょうか？

まず一般の人、それもエルメスでお買い物をほとんどしない人や、エルメス製品を2〜3個程度お持ちの人では、たどり着くことすらできません。

ヒマラヤバーキンに使用されているクロコダイルレザーは超希少な品。

中でも美しい柄の部分だけを使用するので、作れる数に限りがあるのです。

また腕の立つ職人でなければ上品でしなやかになめすことも難しく、結果として市場に出回る個数は需要におよそ届かない数に。

ではそんな希少なバーキンを、エルメスはどんな人に売りたいでしょうか？

一気に何個も買ってくれる人？

お金持ちの人？

いいえ、エルメスを愛してくれる人です。

具体的には、エルメスの正規店に通って日常的に購入している人。

「この人ならヒマラヤバーキンを使いこなしてくれる」

そんな人だけが購入できる幻の逸品なのです。

「でもユーズドで販売されることもあるよね？」

そのとおりです。

いかに至高のバッグといえども、持った人に合わなければ手放されることもあります。

しかしそれでも一般人が手に入れるのはなかなか難しいものなのです。

その理由はお値段。

ヒマラヤバーキンの定価は900万円程度と言われています。

ところが市場に出回っているヒマラヤバーキンの値段は2000万円をくだりません。

あまりにも希少で美しいバッグだからこそ、定価を大幅に上回ってしまうのです。

エレガントで希少なヒマラヤバーキンは、人々の心を奪い魅了し続けているのですね。

• 名前の由来

バッグの中央は白く輝き、左右はクロコダイルレザーの高級感で包まれています。

ヒマラヤバーキンの由来は、このレザーです。

そびえ立つヒマラヤ山を連想させるレザーから、ヒマラヤバーキンと呼ばれるようになりました。

ちなみにバッグの下面も同様に、中央が白く左右にいくほど黒くなります。

この柄はクロコダイルの革を染色せずにそのまま使っているため。

つまりヒマラヤバーキンは１つとして同じものが存在しません。

もし手に入ったなら、それは世界でたったひとつのヒマラヤバーキンなのです。

• 史上最高額で落札されたダイヤモンドヒマラヤバーキン

2017年、クリスティーズのオークションにエルメスのヒマラヤバーキンが出品され、過去最高額の約4200万円で落札されました。

最高額のこのヒマラヤバーキンは、245個のダイヤモンドが埋め込まれていたこと、ヒマラヤバーキンの生産中止が噂されていたことなどから、予想をはるかに上回る金額まで跳ね上がったようです。

バッグ１個に4000万円以上の値がつくわけですから、ヒマラヤバーキンの人気がどれほどのものかがよく分かりますね。

• 通常のバーキンとの違い

通常のバーキンとの大きな違いは、エレガントなレザーにあります。

ニロティカスであればなんでも良いというわけではなく、原皮の状態で色のグラデーション部分がまっすぐに整っている、キズやシミがない希少なレザーが使われているのです。

染色をしない代わりにレザーの選定を厳しく行い、バッグの美しさを保っているのですね。

• ヒマラヤバーキンの魅力

• 高級素材ニロティカス・クロコダイルを惜しみなく使用

エルメスで使われているレザーの中でエキゾチックレザーはポロサス・アリゲーター・ニロティカスの大きく3種類。

• ポロサス

東アジアなどに生息するイリエワニのレザーです・

横一列に並んだ斑が美しい超高級素材。

バッグに限らず、お財布やベルトなど多くの製品に使用されています。

エルメスでもバッグの素材としてよく見かけますね。

• アリゲーター

主にアメリカのミシシッピ川に生息するクロコダイルです。

革の取り方には「腹ワニ」「背ワニ」の2種類があります。

「腹ワニ」は上品で高級感あふれる革が、

「背ワニ」はゴツゴツした革になります。

ポロサスよりも斑が大きいのが特徴です。

ポロサスやニロティカスに比べると安価で手に入りやすい素材です。

• ニロティカス

主にナイル川に生息するクロコダイルです。

ポロサスよりも若干安価にはなりますが、それでも高級なレザー。

斑は小さく、キレイに一列に並んでいます。

ヒマラヤバーキンで使われているのは、このニロティカス。

さらにキズやグラデーションの美しさをチェックして、通過した個体だけがヒマラヤバーキンに生まれ変わります。

• 自然が生み出したきめ細やかなグラデーション

ヒマラヤバーキンの特徴ともいえるこのグラデーションは、自然由来のもの。

クロコダイルの固体のそのものを活かしています。

だからこそ、人工ではたどり着けないきめ細やかなグラデーションが出来上がるのです。

• ヒマラヤバーキンを購入するには

「ヒマラヤバーキンが欲しい！」

と思ったら、どこに行けば買えるのでしょうか？

定価は約900万円ですが、それは正規店で買えたらの話。

実質価格は2000万円を超えます。

ヒマラヤバーキンを正規店で購入するなら、まず「エルメスにとって良いお客様」にならなければなりません。

つまり定期的にお買い物をする必要があります。

ですがこの方法だと、いつ手に入るか分かりませんよね。

もう一つの方法は、ブランド専門店で購入することです。

ユーズドで卸されたヒマラヤバーキンを、実質価格で購入します。

「でも2000万円なんてお金持ってないよ…」

そんな人でもローンを組めばOK。

毎月数万円を支払えば、ヒマラヤバーキンのオーナーになれるのです。

• まとめ

ヒマラヤバーキンは、最高の名にふさわしく「美しさ」「触り心地」「希少性」どれをとっても素晴らしいバッグです。

お値段もそれ相応ですし、市場に出回っている個数も多くはありません。

それでも一度目にしたら手放せないほどの強烈な求心力を持っています。

バーキンがお好きなら、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか？