予算的にロレックスはムリ?ならチューダー(TUDOR)がおすすめ!
「ロレックスカッコいいなあ!欲しいなあ!」
「でも、手が届かないんだよなあ…」
「家や車じゃあるまいし、ローンを組むのはちょっと…だからといって一括払いはもっと無理…」
素晴らしい性能とステータス性が光るロレックスですが、それなりの値段であることが最大のネックですよね。
でも諦めるのはちょっと待って!
ロレックスが難しいなら、チューダー(TUDOR)を選択しませんか?
ロレックスの弟分であるチューダーなら、あなたの心もきっと満たされるはずです。
今回は人気爆発中の腕時計ブランド・チューダーに迫ります!
ロレックスの弟的ブランド・チューダーの歩み
ロレックス創始者ハンス・ウイルスドルフの構想
チューダー設立の少し前、ロレックスの創始者であるハンス・ウイルスドルフは悩んでいました。
ロレックスは当時すでに高級腕時計としての地位を築いていましたが、同時に高価格帯のため広く普及しているとは言い難い状況でした。
そこでハンスは考えます。
「ロレックスのディフュージョンブランドを作ろう!」
ディフュージョンブランドとは、ハイエンドブランドの普及や知名度アップを目的としたブランドのことです。
つまりチューダーはロレックスの普及のために作られた「庶民向け」のブランド。
「ロレックスの技術やパーツを使用しながらも手頃な価格帯」なブランドとして誕生しました。
ちなみに「TUDOR」とはエリザベス1世を輩出したイギリスの王家の一つ「チューダー家」に由来しています。
当時のロレックス本社はイギリスにありましたので、地盤となるイギリスでの普及拡大を目的としていることが伝わってきますね。
初期はロレックスの名が記されていた
1926年、「ヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンター」がハンス・ウイルスドルフの代理で「The TUDOR(チューダー)」を商標登録しチューダーが生まれました。
初期の一部モデルにはロレックスの名が記されており、ロレックスがチューダーの保証となっていたことが分かります。
1936年にヴーヴ ドゥ フィリップ ヒュンターは、チューダーをハンスに譲渡。
その際ハンスは「盾の中にバラ」のロゴを入れるようにしました。
チューダー家の紋章は赤と白のバラが重なるものでしたので、その紋章を拝借した形です。
「チューダー」という名と「チューダーローズ」のロゴのおかげか、イギリス国内で人気を博し、当初の目的だった「ロレックスの知名度向上」にも大いに役立ちました。
現在のチューダーにはバラのロゴはなく、盾のみです。
バラのロゴは華麗で美しく、現在でも多くのコレクターが当時のチューダーローズを求めています。
第二次世界大戦後からはロレックスと一線を画す存在に
第二次世界大戦が終結し、ハンスは次なるステップを画策します。
それはチューダーの独り立ちです。
これまでロレックスの後ろ盾があったブランドでしたが、チューダーとして一人歩きさせようと考えました。
ハンスは「Montre TUDOR S.A.(モントレ チューダー S.A.)」を設立し、正式にチューダーというブランドを確立させました。
こうしてチューダーは、ロレックスの流通網やアフターサービス、機能性などを使用しつつ、独自路線を追求していくことになったのです。
チューダーという人気ブランドに成長
「チューダーロイヤル」「オイスター プリンス」そして「ブラックベイ」と数々の人気商品を生み出し、確固たる地位を築いていきます。
2010年にはヘリテージとテクノロジーを2大テーマに据え置き、名作を積極的に復刻。
さらに2015年には自社ムーブメントを開発。
チューダー設立当初からロレックスのムーブメントを使用してきたことから、自社ムーブメント開発は「ロレックスからの独立」をさらに加速させました。
ロレックスの知名度向上を目的に作られたブランドチューダーは、現在では人気ブランドとして受け入れられています。
日本でも大人気絶好調!
2018年に本格的な日本正規展開が始まり、以降はトップブランドと人気の座を争うほどに。
主力製品は黒が映える「ブラックベイ」シリーズです。
エレガントでありつつも遊び心を取り入れたデザインは、身につける人を選びません。
正規価格も20万円代〜とロレックスでは考えられないくらいリーズナブル。
人気ブランドのため換金率も上々です。
身につけることだけでなく、いずれ手放すことを考えても損はありません。
チューダーの特徴
ロレックスのパーツ
チューダーはもともとロレックスのディフュージョンブランドとして誕生した経緯から、ロレックスのパーツが使用されています。
それは独り立ちした現在も同様。
オイスターケースや文字盤、リューズ、サファイアクリスタルの使用など様々なパーツがロレックスの製品です。
特に有名なのは「サブマリーナ」でしょう。
ロゴ以外ほぼロレックスのサブマリーナそのもので、遠くから見れば見間違うほどそっくりです。
性能面がロレックス同等なので、耐久性や視認性も問題ありません。
独創的なデザイン
サブマリーナのようにロレックスそっくりのモデルもありますが、主力製品はチューダー独自のデザイン性を追求したものです。
たとえば時針。
チューダーでは「イカ針」と呼ばれる特徴的な針を採用しています。
この針だけでチューダーとわかるくらい独特ですよ。ぜひ実物をご覧ください。
また価格帯に応じたカジュアルなデザインが豊富に揃っていることも特徴の1つ。
高級感あふれる腕時計も良いですが、格式ばった時計はプライベートに不向きですよね。
ロレックスでは見かけない「シンプル」「ポップ」「カジュアル」なデザインが揃っていることもチューダーならでは。
ロレックスより手に入れやすい価格帯
とにかくコスパが抜群に良いです!
ロレックス同等の機能性を有し、デザイン性も優れているにもかかわらず、30万円もあれば1本買えてしまいます!
さらに60万円あればワンランクアップしたモデルが手に入ります。
海外旅行に1回行くのを我慢すれば、それだけでロレックスと同等の性能を有した腕時計が購入できますよ。
ぜひ公式サイトや実店舗で、そのコスパの良さをお確かめください。
はじめの1本におすすめのチューダー
ブラックベイ クロノ
(出典)https://www.tudorwatch.com/ja/watches/black-bay-chrono/m79360n-0006
何を選べばいいのか迷ってしまう…ならブラックベイから選んではいかがでしょうか?
2012年の誕生以来不動の人気1位を誇る大人気ラインです。
中でもダイバーズウォッチの真髄たるモデルが「クロノ」。
200mの高い防水性を実現し、自社ムーブメントを採用。
新作のシャンパンカラーも男の魅力を引き出してくれますが、文字盤が漆黒の従来版も捨てがたいですね。
ゴツゴツした印象で、身につけるだけで内側からパワーが漲ってきます。
ブラックベイ GMT
(出典)https://www.tudorwatch.com/ja/watches/black-bay-gmt/m79830rb-0001
ロレックスのGMTにそっくりの腕時計「ブラックベイ GMT」。
「GMTは高いし、いつ店舗に行っても売ってない…」とお嘆きの人におすすめです!
少し色が異なるものの、赤と青のベゼルが配色されたモデルもあります!
離れてみるとロレックスかと思うほど似ていますよ。
もう少し独自性が欲しい人には、マットブラウン&ブラックのベゼルがおすすめ。
エレガントでありつつもカッチリしすぎない、大人のためのモデルです。
ペラゴス
(出典)https://www.tudorwatch.com/ja/watches/pelagos/m25407n-0001
水陸両用のスポーツウォッチ・ペラゴスも忘れてはならないラインです。
ダイバーズウォッチのため耐久性も防水性も抜群。
水中での視認性はいわずもがなです。
中でもおすすめは逆回転防止ベゼル機能搭載型のモデル。
実用性もデザイン性も高いため、どんな人にも似合います。
またシンプルなデザインで、ビジネスシーンや街中でも浮きません。
1本をずっと着用するスタイルなら、ペラゴスが最適です。
まとめ
チューダーはロレックスの弟分として誕生し、現行モデルもロレックスのパーツが使用されています。
そのためロレックスと遜色ない性能を誇りつつ価格はリーズナブルという、魅力的なブランドなのです。
ロレックスが手に入らないなら、チューダーも選択肢に入れてみてくださいね。