カルティエの指輪はいくらで売れる?買取相場と査定前に知っておきたいポイント
カルティエとは
歴史
カルティエ(Cartier SA)はフランス発祥の、エドワード7世から「王の宝石商」とも讃えられた王室御用達の世界的名門ブランドです。
日本では指輪のイメージが強いカルティエですが、時計や革製品、ライター、サングラスなども取り扱っており、現在はリシュモングループの傘下に入っています。
1847年、宝石細工師のルイ=フランソワ・カルティエが師匠からジュエリー工房を継いだのがカルティエの始まりとなりました。
社名は創業者ルイ=フランソワ・カルティエの苗字に由来するもので、この時から現代まで続いています。
ルイはその後メキメキと頭角を現しました。1859年にはフランス皇帝ナポレオン3世の皇后であったウジェニー皇后が顧客となり、1904年には英国王エドワード7世とスペイン国王アルフォンソ13世の御用達となりました。この年に、創始者であるルイ=フランソワ・カルティエは永眠します。
しかしカルティエはその後も飛ぶ鳥を撃ち落とす勢いで上流階級の心を鷲掴みにし、ポルトガル国王やロシア皇帝などの御用達の座を次々と獲得していきました。
その名声は世界中に広がり、現在ではハリーウィンストン・ティファニー・ブルガリ・ヴァンクリーフ&アーペンと並んで世界5大ジュエラーの一つとして君臨しています。
カルティエの指輪の魅力
カルティエは婚約指輪・結婚指輪の中でも憧れの高級ブランドとしてよく知られています。
女性を虜にしてやまないのはまずそのボックスです。真っ赤でゴージャスなカルティエのボックスに、うっとりする女性も少なくはないでしょう。
次に特徴的なのは、そのカラー展開です。宝石類、リング部分ともに様々なカラーから選べます。
宝石はダイヤモンドの他にエメラルドやサファイヤ、ルビーなどが。
リングはシルバー、ピンクゴールド、イエローゴールドなどが展開されています。
忘れてはいけないのが宝石の質です。「王の宝石商」と言われるほど宝石に精通したブランドですので、宝石の輝きは随一。各国の国王他上流階級が100年以上も寵愛してきたカルティエには、愛され続けるだけの美しさが秘められています。
しかし何と言ってもカルティエの魅力はそのデザイン性です。実際にデザインの現場でも、芸術作品を生み出すつもりで試行錯誤が続けられています。つまりカルティエとは、身につける芸術なのです。
いつの世も女性の心を掴んで離さない芸術性のあるデザインも、カルティエの魅力の一つなのです。
カルティエの指輪の買取相場
一般的に、カルティエはそのブランド価値から高価買取が期待できる指輪です。さらにカルティエの指輪の中でも、LOVEシリーズやダイヤモンドリングが高く売りやすいモデルです。
新品未使用で定価の2-4割程度、傷や汚れの少ない中古品ですと定価の1-3割程度が買取相場です。
バレリーナ
- 買取相場:6—38万円前後
- バレリーナとは
バレリーナシリーズは舞台で華麗に舞い踊るバレリーナのような、しなやかで柔らかい曲線と直線のバランスが見事なデザインです。
センターのダイヤモンドと、それを囲うように配置された周囲のダイヤモンドが全方位からの視線を釘付けにします。リング部分は非常にすっきりしているにもかかわらず、立体感とボリュームのあるバランスの良いデザインです。カルティエの指輪の中でも不動の人気を誇ります。
▷バレリーナの買取実績もチェック
ソリテール
- 買取相場:7-45万円前後
- ソリテールとは
4本爪に支えられたこれぞ婚約指輪と言えるような定番のデザインです。1カラット前後の大きな一粒ダイヤモンドがゴージャスに輝きます。エタニティリングとの重ね付けも美しく、気品溢れるクラシカルな雰囲気が魅力です。
▷ソリテールの買取実績もチェック
トリニティ
- 買取相場:3-22万円前後
- トリニティとは
トリニティは1924年に誕生したピンクゴールドとイエローゴールド、ホワイトゴールドの3色のリングが組み合わさった華やかな指輪です。ピンクは「愛」、イエローは「忠誠」、ホワイトは「友情」を表現しており、カルティエの代表とも言える存在です。
どの指輪も滑らかな曲線で構成されており、女性らしさと上品さを兼ね備えた一品です。
指輪以外にもピアスやブレスレットなどにトリニティデザインが取り入れられており、指輪とのコーディネートが楽しめます。
日本での人気は下火になりつつありますが、海外では未だ大変人気のあるデザインです。
▷トリニティの買取実績もチェック
エタンセルドゥカルティエ
- 買取相場:1-40万円前後
- エタンセルドゥカルティエとは
ハーフエタニティとメレダイヤのシャープなラインが特徴的な指輪です。リング部分はスマートでありつつもキラキラと輝くダイヤモンドが存在感を放ちます。エレガンスで洗練されたシンプルさを漂わせる女性らしい一品です。
LOVE
- 買取相場:7-27万円前後
- LOVEとは
「愛を封じ込める」という意味で刻まれたビスのモチーフが特徴的な指輪です。ビスモチーフの起源は昔ヨーロッパで使用されていた「貞操帯」です。愛と束縛をテーマに作られたLOVEは現代でも結婚指輪として人気の高いデザインです。
シンプルな形状は他の指輪の邪魔をせず、重ね付けをしても相性が良いため、販売当初には爆発的な人気となりました。
▷LOVE(ラブ)の買取実績もチェック
カルティエの指輪の査定ポイント
リング(土台)
リング部分は貴金属でできており、その価値は地金相場価格に影響されます。地金相場価格は毎日変動するため、売りに行く日が今日と明日で価値が変動する可能性があるということです。
最近の相場ではプラチナよりも金の価格が高い傾向にあります。
金やプラチナ含有量の多い指輪は高価買取が期待できます。
ダイヤモンドがついていない指輪は地金相場とブランド価値が指輪の値段のほとんどを占めるため、地金相場価格が高い日を選んで売りに行くことがオススメです。
ダイヤモンド
ダイヤモンドはカラット数や4C評価で買取価格が決まります。4C評価とは、ダイヤモンドの品質を表す国際基準です。ダイヤモンドの鑑定書があればその中に記載があります。
ただし、キズがついたりあまりにも状態のひどいダイヤモンドはマイナス評価されますので、査定に出す前に事前に汚れを拭き取りキレイにしておきましょう。
カルティエの指輪をより高く売るために
付属品を揃える
購入時の付属品がまだ手元に残っているなら、査定の際に一緒に持ち込みましょう。例えば外箱・紙袋・ギャランティカード・購入時のレシートなどです。何を持っていけばいいか分からない場合は店舗に電話やLINEで聞いてみましょう。付属品が揃っていれば査定額が2割以上跳ね上がることもあります。
クリーニングを行う
汚れを拭き取り、見た目をキレイにしましょう。メガネふきのような柔らかい布でていねいに拭き取りを行いましょう。市販のクリーナーや洗剤を使うと逆に傷や変色する恐れがありますので、これらの使用はオススメできません。
買取経験が豊富な店舗を選ぶ
カルティエの買取実績が豊富な店舗を選びましょう。
サイト上で買取実績を確認したり、電話でどの程度の実績があるのか聞いておきましょう。実績が豊富な店舗は現在の市場価値をきちんと把握し、適正な値段をつけてくれます。
カルティエに限らず、宝石の買取量が多い店舗もオススメです。ダイヤモンドは非常に鑑定しづらい宝石と言われています。そのためダイヤモンド付きの指輪を売るなら、ダイヤモンドの鑑定に長けた店舗を選ぶと良いでしょう。
逆に買取実績があまり豊富でない店舗では、カルティエというブランドネームやダイヤモンドの価値を見誤る恐れもあります。
ブランド品を高価買取へ!こちらの記事もチェック
▷傷のあるブランド品は買取可能?
▷イニシャル入りのブランド品の買取価格は下がる?
▷外出自粛の今こそ断捨離(ダンシャリ)でスッキリ!ブランド品を高く売るコツ
カルティエの買取ならダンシャリ銀座へ
ダンシャリ銀座ではカルティエの買取に力を入れていますので、他店に負けない金額で買取させていただきます!
▷銀座でカルティエの買取はダンシャリ銀座へ