大阪万博フランス館でルイ・ヴィトンやディオールのエキシビジョン開催中!行く価値はある?
現在開催中の関西万博では、フランス館でルイ・ヴィトンやディオールなどのエキシビジョンが催されています。
ハイブラ好きな人やファッション好きな人は興味をそそられますよね。
しかし大阪まで行くとなると結構大変…
エキシビジョンが想像より良くなかったらがっかりですよね。
そこで今回は、関西万博フランス館に参りました!
これから行こうか迷っている人の参考になれば幸いです。
関西万博フランス館は行く価値あり!?
結論から申しますと、ファッション好きな人にはおすすめです。
ルイ・ヴィトンやディオールのアイテムがこれでもかと展示され、目を奪われることは間違いありません。行って損はないですよ。
フランス館ではルイ・ヴィトンのスペースやディオールのスペースがあり、美しくライティングされたバッグやドレスが所狭しと並びます。
見ているだけで圧巻です。ファッションが芸術になる瞬間をご覧になれます。
しかし、ファッションに興味のない人や家族連れにはあまりおすすめできないかもしれません。
ほとんどが動きのない展示ですので、すぐに飽きてしまうでしょう。
なお、平日の待ち時間は予約なしで30分程度でした。
炎天下で並ぶことになりますので、できれば事前予約したいですね。
フランス館の見どころ
見学内容は20分から40分程度の工程です。
ですがひとつひとつのエキシビジョンをじっくり見て回るなら1時間程度はかかるかもしれません。
スペースごとにテーマがあり、展示も180度変わります。
ライティングひとつとっても計算しつくされており、煌びやかな空間にうっとりしているうちに時間が過ぎていくかも。
入館前
ピンクゴールドが美しい螺旋状の階段に繊細な簾状のオブジェが重なります。
パビリオンの外観すらデザイン性が高く、期待値を上げてくれます。
入り口付近には大きな石像が4体ほど設置されており、待っている人の目を楽しませてくれます。
この螺旋階段を登った先が入り口です。
入り口近くにはブーランジェのお店も。
とても美味しいらしく長蛇の列ができていました。
あまりの行列に今回は断念。
チャンスがあればぜひご賞味ください。
ルイ・ヴィトンのスペース
ロダンの彫刻を中心に、ルイ・ヴィトンのモノグラムバッグが壁一面に飾られています。
バッグの中には動画が仕込まれていて、ルイ・ヴィトンでの作業風景が映し出されています。
こうして作られるのかと感慨深いものがありました。
ディオールのスペース
壁一面に真っ白なドレス。
超ミニチュアサイズからビッグサイズまで幅広く展示されていました。
ホワイトで統一されており、光が反射して眩しいほどでした。
壁とは対象的に、真ん中に鎮座するのは黒のスカートに赤などのジャケットを羽織ったマネキンです。
コントラストが素晴らしく、空間全体が整っていました。
ロダンの彫刻
ロダンの彫刻が通路傍にひっそりと、かなりの数が設置されています。
写真は白飛びしてしまいましたが実物は息を呑むほどの繊細さでしたよ。ぜひご覧になってください。
その他
ルイ・ヴィトンとディオール、ロダンの他にも素晴らしい展示がたくさん!
こちらの写真はモンサンミッシェル修道院と厳島神社の大鳥居がしめ縄で繋がったオブジェです。
厳島神社の大鳥居としめ縄は、人間の世界と精霊の世界との境界を示しているのだそう。
こちらは入り口すぐにある展示。
もののけ姫のワンシーンを背景に、キメラ像が設置されています。
このキメラ像、ただの石像ではありません。
パリのノートルダム大聖堂の火災の難を逃れたものです。
この展示には生物多様性を守りたいというメッセージが込められているそうです。
これから万博に行くなら
夏真っ盛りのいまから万博に行くなら、準備を万端にしてお出掛けください。
全力で楽しむためのポイントをお伝えします。
できるだけ事前予約を
万博に行く際に必要となる予約は以下の3つです。
- 万博入場チケットの予約
- パビリオンの予約
- 移動手段の予約
まず万博に行くことが決まったら、万博入場チケットを購入します。
そして入場する日の空き時間を指定して入場の予約を行います。
当日券も販売されるそうですが、入場は時間指定ですので、いつ入場できるか分かりません。
事前予約で確実に午前中から入場しましょう。
下記で説明しますが、西ゲートからの入場がおすすめです。
次に、パビリオンの予約を行います。
パビリオンの事前予約の機会は、2か月前抽選、7日前抽選と3日前空き枠先着の合計3回です。
できるだけ3日前までに予約をしてしまいましょう。
予約できなかった場合でも、当日、万博会場入場から10分後から空き枠の予約が取れるようになります。
激戦かつシートは少ないですが、チャレンジすれば結構取れます。
電車以外で会場まで移動する人は、バスなどの予約も取っておきましょう。
基本的に、電車以外は事前予約必須です。
当日予約もできるかもしれませんが、座席が確保できなければ待ちぼうけを喰らいますので、事前予約が安心です。
熱中症対策をしよう
屋外で屋根のある場所は、大屋根リングとあとほんの少ししかありません。
パビリオン入館に並んでいると直射日光にさらされることになりますので、熱中症対策をしていきましょう。
具体的には帽子や日傘、ネックリングなど。
ハンドファンは風を送ってはくれますが、数時間しか保ちませんのであまりおすすめできません。
またお茶や塩アメを持っていきましょう。水分と塩分の補給です。
西ゲートから入るのがおすすめ
万博会場へは東ゲートまたは西ゲートから入場します。
東ゲートは駅直結なので非常に混みます。
対して西ゲートはさほど混み合ってはいません。
西ゲートは駐車場近くのゲートなので、バスや車で来場した人が利用します。
交通費や自由度の点から電車で来場する人が多いため、東ゲートは混んでしまうのです。
大阪駅などからバスに乗ると交通費が高くなってしまいますが、舞洲直前の駅であるコスモスクエアなどからバスに乗り換えれば安い値段で西ゲートに辿り着けますよ。
東ゲート到着後に巡回バスで西ゲートに向かうことも可能です。
東ゲートから歩いて西ゲートに向かうこともできますので、体力に自信のある人はチャレンジしてください。
なお入場ゲートも予約制ですのでご注意ください。
1日では全部見れない
想像以上に万博会場は広大です。
1日で回り切るのはほぼ不可能でしょう。
予約を駆使してできるだけ周ったとしても、全館遊び尽くすのは困難です。
空いているパビリオン中心に回る・絶対に入りたいパビリオンを軸に予定を立てる・国内(海外)パビリオン中心など、事前にどのように回るか決めておくことをおすすめします。
かなり広いので移動にも時間がかかります。端から端まで移動するのにおよそ15分程度必要ですから、予約したパビリオンの位置も把握しておきたいですね。
水やお茶を持って行こう
熱中症対策として水やお茶を持っていきましょう。
万博では「ペットボトルの持ち込みOK」「缶や瓶はNG」です。
なお自販機や給水スポットも設置されていますが、それすら並んでいてすぐに水が飲めないことも。
パビリオンに並んでいる間に喉が渇くかもしれませんので、自宅から飲料水を持ち込むことをおすすめします。
トイレの位置確認を
トイレはコモンズ館などの屋内だけでなく、屋外にも設置されています。
比較的空いているのは屋外のトイレです。屋内設置のトイレは並んでいることが多いので、屋外トイレの位置も頭に入れておきましょう。
関西万博の公式アプリで確認できますよ。
特に子ども連れの場合、お子さんが急にトイレに行きたくなって慌てるかもしれません。
トイレも並ぶものだと覚悟して、事前確認しておきましょう。
モバイルバッテリー必須
関西万博の入場時、各パビリオンやイベントの入館時、レストラン予約時など、あらゆるシーンでスマホのお世話になります。
数時間で帰宅するならまだしも、1日中遊び尽くすなら充電切れしてしまうかも。
充電が切れたら予約したパビリオンにも入れなくなります。
ですからモバイルバッテリーは必須なのです。
まとめ
関西万博フランス館は、ファッション好きな人におすすめのパビリオンです。
万博の入場料最高7,500円を払ったとしても、それを上回る体験があなたを待っています。
もし行くかどうかを迷っているのなら、ぜひ一度行ってみてください。
ルイ・ヴィトンやディオールというブランドのエネルギーを感じられるでしょう。